SLAMDUNK 【原作沿い】
□【打倒!陵南!!】
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ある日の湘北バスケ部。
バン!バン!
赤木は練習するメンバーに集合をかけた。
「 あと二週間後!!
陵南との練習試合だ!!
強豪校 陵南!
絶対に負けないぞ!いいなお前ら!」
「「「っしゃーーー!! 」 」 」
つい先日
陵南との練習試合が行われることを伝えた安西。
湘北バスケ部はいつも以上に気合いが入る…
名無しさんがマネージャーになり
初めての練習試合。
「 打倒ー!!」
「 リョーーーナン!!! 」
体育館をランニングする皆を見つめながら彩子は口を開いた。
「安西先生は皆に気合を入れさせてくれた。」
『 ・・・・・? 』
彩子は名無しさんをニコッと見つめ
「…名無しさん、あんたのプレイのおかげで皆熱くなった。
全国大会出場した子がいるってだけでも皆の目標に近づけた…
今まで以上の気合の入り様よ。 」
名無しさんはバスケ部の皆を見つめた。
「それに今回の練習試合はあの陵南… 」
陵南がどんなに凄いか知る由もない名無しさんだが、彩子の表情を見て
陵南の強さがどれほどのものなのか少し感じた。
『 大丈夫です!!
皆ー!打倒陵南!!気合い入れてがんばりましょう!!!』
名無しさんは立ち上がり
ランニングする皆に向かって言葉を投げた
皆もその言葉に 笑顔が溢れる。
「「「おーーーーっ!!!!!!!! 」 」 」
「 …どあほぅ 」
流川もなんやかんやで嬉しそうだ。
彩子は名無しさんの一言に嬉しさを感じ
思わずハグをする。
・・・・・すっかり彼女は この湘北バスケ部の笑顔の源になりましたね…
安西は名無しさんを見つめながらそう思った。