SLAMDUNK 【原作沿い】

□【犬猿の仲!?】
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「 名無しさんちゃん流川くんにちょっかい出さないで 」

「 流川くんまで廊下なんてかわいそー 」



廊下に立たされていた名無しさんと流川が教室に戻ると流川女子が名無しさんの席に群がってきた。



『 だから!しつこいな!
この男が!先にやってきたの!!』



うつ伏せる流川を指差す。



ちらっと名無しさんを見上げる流川。




「 そうなの流川くん!?」




流川は女子たちの言葉に はあっ、とため息をつく。






「 …そう。」



ざわつく流川女子
なんで なんでとざわつく中...





「 …もうこいつに付きまとうのやめてくれないか。 」






流川の一言に女子は一気に言葉を失った。






…楓






名無しさんは 少し驚く。








「 …え、流川くん? 」





「 …俺のせいでこいつに迷惑かかってるみたいだしな。」



『 …楓。』






「 る、る、流川くんどうしちゃったの?…」


「 この女がちょっかいかけてるんでしょ?迷惑でしょ? 」






「 …いや」





流川は立ち上がる。







「 俺の ………眠りの妨げになる。」









そう言い残してその場をあとにした流川。






その言葉に気にくわない流川女子だったが

その日から名無しさんに文句を言う流川女子は減った。
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