SLAMDUNK 【原作沿い】
□【バスケに寄せる想い】
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あたりは暗くなり
街の街灯が ぱっと付く。
名無しさんは なんやかんやで
盛り上げてくれる仙道を面白く思い
帰り道があっという間に過ぎた。
『 ここで大丈夫です!
ありがとうございます仙道さん! 』
「 ついちゃったね〜
また会いたいな。」
トロンとした目で名無しさんを見下ろす仙道。
・・・・・本当ホストかよ!
たらし仙道めー!
そういうとこなかったら良い人なのに!(笑)
名無しさんは心の中で叫ぶ。
『 そうですね、またいつか!
・・・・・あ、タオル。』
自分の貸したタオルを見つめた仙道は何かを閃いたかのような顔をして・・・・・
「 ・・・・・そうだ!
次会う時にタオル返して貰おうかな?? 」
『 …!
ええ!? 』
ニコッと笑う仙道。
「 ・・・・・次会う時にね!」
やられたーとばかりに頭を抱える名無しさん。
『 仙道さん相当女ったらしでしょ!
こうやってナンパするんですかいつも!! 』
「 ・・・・・君が初めてだよ。 」
仙道はニコッと笑い名無しさんを見下ろす。
『うそつけーー!
・・・・・もう・・・・・わかりましたよ
洗って返しますから。』
「 洗わなくてもいいんだけど
そのタオル今日返して欲しくない気分なんだ!」
よくわからない言い訳をする仙道。
『 なにそれ!
もーーーわかりましたよ!! 』
「 じゃー来週の今日と同じ曜日で同じ時間にね名無しさんちゃん 。」
『 え!ちょ・・・・・仙道さん!!!』
振り返りニコッと手を振る仙道。
呆れる名無しさんは仙道を見送った。
『 ・・・・・勝手な人だ全く!』
流川にせよ仙道にせよ
最近一癖ある男と知り合うな〜とちょっと落ち込む名無しさんであった。