SLAMDUNK 【原作沿い】
□インターハイ予選に向かって
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ーードサッ!!!!
「 「 !!!? 」」
流川は体育館の入り口に入り
すぐにスポーツドリンクを荒々しく置いた。
「 流川!どこいってーって
あんた…これってスポドリ…?!
名無しさんは!? 」
「 …しらん。」
ーガラッ
『 今帰りましたーー彩子さーん!
すみません!遅く…なって…』
「 ありがとう!てか流川と一緒だったの!?」
『 いや、さっき会って〜 』
##NAME1##は息を切らしながら流川を追って戻ってきた。
そんな流川は何事もなかったかのように
無言で練習を再開した。
「 どこいってやがった!きつねー!!!あ!!またお前!名無しさんにちょっかいかけ…」
「 …ふん
さっさと練習しろどあほぅ。」
「 な!なななな何をおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
流川の反応にキレる花道
抑える 宮城と三井。
その上から 赤木の拳が落ちた。
ーゴンッッ
「 …だぁぁぁぁぁぁあ !!
ゴリィイ…!!」
「 人の事など気にせんと集中せぃっ!!」
殴られた頭を抱える花道。
・・・・・楓なにをそんなに怒って・・・・・
その日の部活で流川と目が会うことはなかった。
・・・・・仙道にせよ、三井先輩にせよ
なんで皆あいつのこと気になる
…俺は…なんでそこまでこだわる…
流川は 自分が名無しさんのこととなると
かなり短気になることに 自分自身もかなり疑問に思っていた。
普段したことのない
お見舞いに、帰りの誘い。
高まる鼓動、いつもよぎる名無しさんの顔。
"名無しさんのこと好きなんだろ?"
ーーーー。
「 ・・・・・流川ー!どんまい! 」
流川はその日シュートが一点も入らなかった。
「 はははー!!
外したな!外したながははははー!!
天才桜木の圧力にビビったか流川ぁぁ!! 」
「 ・・・・・だまれどあほぅ。 」
いつもならムカつく流川も
今日は なんだか乗る気じゃなかった。
「 ・・・・・流川今日は全然シュートが入ってないわ。」
『 ……。』