SLAMDUNK 【原作沿い】

□インターハイ予選に向かって
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一方その頃
仙道は部活で外ランニングをしていた途中抜け出し、コンビニでアイスを買ってひと休憩していた。





「 …暑い。 」





・・・・・こんな時彼女とかいたら一緒に海にでも・・・・・



仙道の脳裏に名無しさんの顔が思い浮かぶ。







・・・・・毎日でも会いたいなあ。











そんなことを思いながらぼーっと遠くを見ているとどこかで見たことのある顔がー








あれは…







名無しさんちゃん・・・・・!?









『 ・・・・・意外と重かったというオチ。
ぐぬぬ〜
体力作りのためと思って調子乗って遠くまで買い物に来なきゃよかったあ』





そこには重たい荷物を両手いっぱいに抱えた名無しさんの姿。




『・・・・・? 』




そして名無しさんも見覚えのある顔に気づく。









『 …仙道さん!? 』
「 名無しさんちゃん!! 」





仙道は嬉しそうに駆け寄る。







「 なにまさかこんな遠くまで買い出し? 」


『 はい、部活の…
てか仙道さん部活の時間じゃ!? 』


「 …ああ、んまあ(笑)」


『 あー!!サボってますね!(笑)
アイスなんか食べちゃって! 』


「 …ふふっばれたか〜
名無しさんこそなんでこんなに遠いところまで?」


『 はい 〜湘北の近くのスーパーいつものなくって・・・・・』




「 ・・・・・そうか、重そうだね?
持つよ。 」



『 あ、いや!だいじょ・・・・・』



名無しさんの断るまもなく
仙道は荷物をひょいと持ち上げ
アイスをくわえながら歩いた。






『 ありがとうございます・・・・・!』













蜃気楼なびく道を歩く2人。





「寂しかったんだよ 。」

『 え… ?』

「 あの練習試合から
会ってなかったからね
今日は最高っ」


『 …またそうやって(笑) 』


「 んも、まだ信用してくれてないのか〜」


『 …ふふっ
してませーん!』



名無しさんはスキップしながら先に進んだ。







…本当可愛いな…
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