欅坂小ネタ集

□小ネタ9 〜してもいい?2〜
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菅井side


理佐の部屋で寝る前のまったりとした時間を過ごしていたとき、事件は起きました。






「昨日愛佳に聞いたんだけどさ。」


「うん。」
あれ・・・ちょっと待ってこれ、似たような事が前にもあったような・・・。





「剃毛プレイってあるらしいんだよね。」


「・・・。」
え、今なんて言ったの理佐。なんかとんでもない単語が聞こえた気がして、脳がフリーズする。


「偵察プレイ?」


「剃毛プレイってあるらしいんだよね。」
間違いであってほしいという思いから、それっぽい単語を言ってみたけど、ことごとく打ち砕かれた。


「あ、ちゃんとしかるべき措置は取るから。」


「・・・・う、うん・・・いや!!そういう問題じゃないから!!」


「・・・・・。」


「そもそも、しかるべき措置って何!?無くなっちゃうんだよ、しばらく生えてこないんだよ!?」


「友香、卑猥なこと叫ばないで。」


「いや!しれっと注意してるけど、原因理佐だからねっ?!」




「そっか、じゃあ試しにやってみ「やらないからね!?」


「・・・・。」


「・・・・・。」


「剃毛プレイってあるらしいんだよね。」


「え、デジャブ?」


「やってみてもい「やらないから!!!」


「・・・・・・・。」


「・・・・・・・・。」


「剃「もういいよ!何回やるのこのくだり!?」
そこまで言うと、急に理佐がふっと黙った。真顔でこっちをじっと見つめている。
え、ちょっと待って、嘘でしょ・・・。前にも同じ状況になったけど、これ絶対・・・。


「何で逃げるの?」
身の危険を感じて、じりじりと距離を取るとすかさず詰めてくる。


「いや、何か・・・もうこれ・・・。理佐それ以上近づかないで!」


「・・・・チッ。」


「え、舌打ち怖い。」


「あはは、ごめんごめん。・・・で、覚悟できた?」


「いや出来てないから!っていうかしな・・・っ、きゃぁあ!!」
前回同様、理佐に捕まる。今ほど運動神経の差を恨めしく思った事はない。


「な・・・何で後ろ手で縛ってるのっ・・・!?」
いつの間にか出していた手ぬぐいで、私の両手首を今回は後ろ手に縛りあげている。


「痛くしないからさ。ちゃんとローションあるし。」


「そう言う問題じゃ・・・っ、」


「集中したいから静かにしてて。」


「え、ちょっと・・・ま、やっ・・・、」
ソファーに座らされて、スカートと下着を脱がされる。急に空気に触れたそこがぴくっと反応してしまう。


「足、ちゃんと広げててね。あと動かないで。危ないから。」


「っん、あ、あぁ・・・、」
とろりとしたローションを全体に塗られて、その冷たさに足がビクつく。諌めるような理佐の視線を受けて、動きそうになる身体にぐっと力を入れて我慢する。


「そうそう、その調子。」
くすくすと笑いながら、私のそこに剃刀を当てていく理佐。ほんとドS・・・。でも手つきはすごく優しくて。気持ち・・・良い。
さりさりという小気味いい音を立てながら、私の大事な部分の毛を剃り落としていく。本当、どこでこんなこと覚えてきたの・・・。







「でーきた。」
ぎゅっと目をつぶって耐えていたら、上機嫌な理佐の声が聞こえた。おそるおそる目を開けると、にこにこと笑う理佐と目が合った。少し視線を下に滑らせると・・・・


「やっ・・・。」


「何が嫌なの?友香の大事なとこ、よく見えるよ?色も形も凄く綺麗・・・。」
そう言って、うっとりした表情を浮かべている。
やだ・・・こんなの。




「っあ!!」
急に生温かいものが触れて、腰が跳ねる。どうにか目を開けて確認すると案の定、理佐が口を当てていた。


「り、りさっ・・・!」


「んー?」


「やさしくして・・・、あっ・・・ん、あ、あ、おかし・・・おかしくなっちゃう、」
じわりと滲んできた涙で理佐の顔がぼやける。滲んだ視界の向こうで、理佐が笑った気がした。





「いいよ、おかしくなって。いっぱい気持ち良くなって。」


「っ、ひ・・・あ、あ・・・・あぁぁああ―――・・・・!!!」
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