欅坂小ネタ集

□小ネタ6 〜飼い主対談〜
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志田side




「あのさ・・・。愛佳にしか相談できない事があるんだけど。」


「え、なに。やだ・・・怖い。」


「まってまって!!大した事じゃな・・・いやあるけど。」


「えぇー・・・。やだよ、茜がそう言う話し持ってくるときってロクなことないもん。」


「いやもうとりあえず聞いてくださいお願いだから。」


「はぁ・・・そこまで言うなら。」


「ありがと。・・・・・あのね・・・最近、友香が私のことを噛んでくるんだけど。」


「え・・・・。」


「あっ、いやあの、甘噛みみたいなっ!!そんな本気で噛まないよ!?」


「いいなー。」


「えっ!?」


「実は理佐も私の事、噛んでくるんだよね。」


「え・・・。」


「甘噛みの時もあるけどさ。大体が痛いと気持ち良いの間みたいな強さで噛んでくる。」


「・・・・・・そうなんだ。」


「え、なんで茜が引いてんの?」


「なんか過激だなって思って。」


「いや、そっちの方がなんかエロいからね!!」


「エロくないし!友香は優しいだけだし!!」


「それだったら、理佐は理佐なりの優しさを出してるだけだし!」


「・・・・・それにしても『噛む』ってどういう心理状態なんだろうね・・・。」


「なんか、愛情表現的なものでしょ・・・?よく分かんないけど。」


「でも噛んだ後、友香が凄い幸せそうな顔するから止めてとも言えないし・・・。」


「うん。理佐もそうなんだよね。あと・・・」





「「気持ち良いし。」」





「・・・・・・・・。」


「・・・・・・・・・。」


「あんまり考えすぎるの、止めよっか。」


「そうだね。何か、愛佳に相談して良かったよ。また相談に乗ってね。」


「うん。最初、嫌がってごめん。同士がいて良かった。」




『結果オーライ』
この言葉がこんなにも当てはまる状況は多分この先、無いんだろうなぁ。
 

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