桃色受け

□ずっと啼いて
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side:山田








今日は俺の家で年に1度のメンバー全員が集まったパーティーをする


このパーティーをする時いつも場所は変わって今回は俺の家だ


誰かが山田の家はー?なんて言い出したのが始まりだった


そして俺達は今日、早くしたいことがある


そのために今回する日にちが早いというのも理由に入る



大貴「はい、知念のはこれねー」


透明な何も描かれてないシンプルのグラスを知念に渡す大ちゃんの顔は既に企んでいる顔


そのグラスの中には知念から見ると普通のお茶。


そう思うだろう


だが俺達には普通のお茶には見えない


なぜなら、そのお茶の中には媚薬が入ってるから


そんなのを入れられてるなんて知らない知念は大ちゃんからグラスを受け取り1口飲むとテーブルに置いた


飲んだのはいい。


でも俺達は少し焦っていた


最初のひと口だけ飲んでから知念はなかなかグラスに手を伸ばさず料理に手を伸ばしていたからだ


どうにかして知念にお茶を飲んでほしい俺達は作戦に出た



慧「ちねーん、はいクッキー」


侑李「でも僕、もう食べれなくて。」


伊野ちゃんは知念に俺が作ったクッキーを食べさせ喉が渇くようにと渡すもキッパリ断わられ


光「なんか今日あっちーな!喉渇くんだわ」


侑李「そうかな?僕は暑くないけど。」



わざと暑いと言い喉が渇くアピールをしながら知念の目の前でお茶を飲みほしてお茶の存在に気付かせようと光くんはするも失敗に。


涼介「あーー、、」


侑李「どしたの?涼介」


涼介「いやー、知念お茶飲まないのかなと思って。」


侑李「あ、そっか涼介洗い物出来ないから…。ごめん、今から飲む」


そう言って少しづつお茶を飲んでいく知念に俺達は目が点に。


なんだ


知念って意外に天然だし鈍感だわ


最初からこうしとけばよかったわー


知念以外のメンバーは目と目を合わせポカーンと口を開けたあと知念の事を凝視していた


侑李「ん、はい涼介」



その視線に気づいたのか気づいてないのか知念は飲み終わったグラスを俺に渡してくる



あー、コイツ恐ろしいわ


媚薬入れといてよかったわ





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