桃色受け
□幸せな日々
1ページ/1ページ
side:山田
楽屋のソファで自分の順番を来るのを待ちながら携帯を取り出してゲームアプリを開く
でも俺がこうやってアプリを開くのには理由がある。こうやって他の事に集中して聞こえてないふりをしていれば必ず寄ってくることをわかってるからだ
甘えん坊な彼の考えなんてもう頭の中に入りきっている。それほど俺達はお互いを信じきって愛し合っているんだ
侑李「りょぉ〜すけぇ」
ほら、甘えん坊で寂しやがりの君は相手にしなかったらすぐにかけてくる
先程一緒にいちゃついていた大ちゃんは撮影でいなくなったらしく俺の元へ来たのだろう
でも俺はこいつの彼氏だ。なぜ俺をはじめに選ばない…?考えれば考えるほど出てくる独立欲
お前は俺のだろう…?なぜ他の奴のところに行く
侑李「りょっ…はぁ、くるっし!」
膝の上に向かい合わせで座らせひたすら形のいい唇に初めから深い口付けをし息があがっている知念なんか無視して何度も何度も熱いキスを交わした
これだけじゃダメ。
たりない
もっともっと、俺で満たされろ
侑李「んっ…りょうすけぇ、ここ楽屋っ」
涼介「感じてるけど?」
侑李「それは涼介がぁ」
ダメと言ってるわりには甘い声を出して感じまくってるコイツにもうとめられはしない
服の中に手を突っ込んで胸の飾りを引っ張ると甲高い声を出して抱きついてくる
侑李「あぁっ、やぁ」
涼介「やなの?じゃあ、ここで終わろう」
そうやって知念を膝から下ろして携帯を手に持ちまたゲームアプリを開いて聞こえてないふりをする
侑李「りょ、すけぇ」
モジモジとしながら俺の名を呼びながらソファに座っている俺の横に座りなおし甘い声で誘ってくるこいつは本当に確信犯だ
涼介「なに?」
少なくとも平然を保って目はアプリに目を向けたまま返事を返した
侑李「してくらさいぃ…ぼく、我慢できない」
涼介「ったく…おいで」
侑李「んぅ…」
おいでと腕を広げるとすぐさま俺の膝に乗ってきて首に腕をまわしてくると触ってと言わんばかりに身体を密着させてくる
侑李「あっ、いぃんぅ…ぁん」
胸の突起に吸い付くと首にまわる腕に力が入りもっとと求めてくる
ガリッと音がするみたいに噛んでは唾液を多く含ませチロチロ舐めてあげると痛そうな声から一変にして変わる声
侑李「ああっ、りょ、すけ!…だめっ…もっ」
涼介「胸だけでいけんの?」
フッと笑いながらもまだ噛んでは舐め続ける俺に知念は離してと言ってるのか俺の肩を押して逃げようとする。だけど俺は逃げられないように知念の背中に腕をまわし密着させ胸に吸い付いた
侑李「やんっ…いっちゃ!ああっ…あぅ…あっああっ」
ビクッと身体を揺らしたあとはぁはぁと熱い息をしている知念にまた深い口付けをした後にぐったりと俺の肩で眠りについた
そしてその直後、大ちゃん達が戻ってきて
大貴「あー!!知念寝てるー!」
これから撮影なのにー!なんていいながらこちらに向かってくる大ちゃんに
涼介「うるせぇよ!知念が起きるだろ!」
侑李「んぅ…」
なんて言ったが最後は皆俺の服をギュッと掴んで離さず小さくおさまっている知念の可愛い寝顔を見てうっとり
「「かわいぃ〜!!」」
俺の知念は今日も可愛いです
__end.