HP[ 夢 ]

□1話
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ホグワーツ魔法魔術学校


膨大な土地を持つ
魔法を学ぶ学校。


その学校で今
とある生徒が学んでいる。



彼の名はハウェー・アヴィド。


現在3年生。
彼はスリザリン生であり、かつて天才と呼ばれたヴォルデモートの再来と

一部でも呼ばれてる。




まぁ
本人はそんなこと微塵も思っていないが


これは、そんな彼と

本来
辿る運命とは違う運命を歩む彼等の話















ディア「にゃぁぅ」


『……ディアか…
おはよう………』




いつも通りの朝。

低血圧で、覚醒に時間がかかるから5時には起きるようにしている。


ホグワーツの生活も3年目
大分慣れた。


スリザリンに組み分けされるのは予想ついてたし
別に学校生活で困ってることは無い。

と言いたいけれど

たった一つだけ


不満があるとすれば、僕に絡んでくる
グリフィンドールの人間。
今では悪戯仕掛け人と名乗ってる彼等。

彼等とは一生あっても分かり合えないだろう。





??「ん゙〜」


『!!
ごめん、起こしたか?』


??「……ぅ~…
相変わらず……早いんだな………」


『ごめん。セブルス
昨日かなり遅くまで起きてたから
眠いだろうに』


セブルス「構わない…
課題の見直しもしたいと思っていた。
朝早くに起きれてラッキーだ」


『クスッ
君は優しいね』


セブルス「や、優しくなどないッ」





彼はセブルス・スネイプ

同室の好で
作り笑いで仲良くしていると

作り笑いで仲良くするぐらいなら話しかけないでほしいとバッサリ言ってくれたセブルスが好ましかった。


今では仲のいい友達……
と言うには他人行儀だが

まぁ
僕自身は友達だと思っている。






『今日は、飛行訓練があるけど
少しは乗れるようになった?』


セブルス「ッ…………」


『……駄目だったんだ
レギュに教えてもらうって言ってなかった?』


セブルス「…教えてはもらった。」


『あ〜
今度は僕も一緒に教えるよ……』





彼の箒音痴はどうにも治らないらしい


将来役に立つかと言えば
大して役に立たないであろう。飛行訓練。

けれど
セブルスがこれを練習する理由は将来ではなく
今にあった。





『ふぅ……
今日も゙アレ゙はあるだろうけど
無視するのが最適だからね?』


セブルス「……我慢できるまでは…」


『あまりにも酷かったら
僕が入るから』








アレとは
まぁ……

理解しえない、あのグリフィンドールの人達の事なんだがね



彼らは僕だけではなく

セブルスにもしつこい苛めを行ってる



理由は分かっているんだけど……






本当に…

己は正義だと思い込み

脆く弱い
ヒーローごっこの様な正義感を振りまく阿呆は

大嫌いだ
 

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