07/18の日記

14:54
唐突に土方さん√を語る訳
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気まぐれな独語の、更に気まぐれな更新です。


最早どなたの需要も無いでしょうし、書きたいときに書き込む自由空間ですスミマセン (笑)



今日は、仲良くしてくださっている艶友様が、「歳様√花エンドで艶熱が冷めた」と仰っていたので、思うところを書いてみたいと思い、PCに向かっています。



割と好みとか感性とかが似ているのか(勝手に私がそう思ってるだけだったらごめんなさい)、その方と『ゲーム内ご挨拶』でも共感することが多い、私にとって大事な大事な艶友さまが、艶から離れちゃったらものすごく淋しい!!


でも、そのご意見・感想、すっごく分かります。
以前、ちらっと書きましたが、私も歳様√読んでびっくりした一人ですからね。



これから吐き散らす内容は、艶の歳様がお好きな姫様にとって、読むに堪えないことかもしれませんので、苦手な方はどうぞここでブラウザバックお願いしますね。





今の段階で、歳様√の読了したエンドは、本編 鏡・花・水・月   彼目線 花。

結はまだです。



ここまで読んでの感想を、ひと言で言うなら、・・・『薄桜鬼』土方さま√の劣化版?ですかね。



『薄桜鬼』という乙女ゲームは、あまりにも有名なので、PLAYしたことないお嬢様でも、新選組を扱ったものだということはご存知かと思います。

オトメイトから2008年PSゲームでスタートし、その後数々のコンシューマーハード対応・続編・TVアニメ・映画・舞台化などなどされた作品です。


私は、歴史研究家ではありませんから、知識は偏ってるだろうし間違いも多いかもしれないけど、艶が~ると同じく『史実に基づいた』エンターテインメント作品だと思っています。

大好きなゲームで、随分嵌りました。


最期まで誠の武士としての生き方を求めた、土方さんが素晴らしくカッコ良くて、どれ程泣かされたことか。



でも、艶の土方さん√は、『薄桜鬼』のパクリとしか思えないようなお話の上、彼の生き様を現す一番大事な『誠』が無い。


新選組の屯所や転戦する先に女連れ。
あまつさえ戦いの途中で、「おまえのために生きる」とか言っちゃう。

いやいやいや、あり得ないから。
誠のために生き、誠のために死ぬ覚悟があるから、敵である浪士を斬り、『武士の名に恥じる行為をした隊士』を粛清してきたのではないのか。

新選組は土方さんにとって何より大切なものだった筈。
そんな土方さんが、屯所に、しかも私室に、女を出入りさせるってどういうことですか?

屯所は女人禁制ではなかったのか?しかも、主人公は、花街の遊女ですよ?


確かに、西本願寺の屯所は、島原の目の前ですからね。気軽〜に行けたでしょう。
でも、島原も大門の出入りはそれなりに秩序があったはずですよね。ああもあからさまに屯所に出入りが許されていいの?


引っ越し手伝いはとりあえずOKとしても、
ものすごーーーーくイヤなのは、我が物顔でおにぎり作りだすところですよ。
彼目線で土方さんが台所へ案内してるけど引っ越しの日の昼、新居に、どうして朝の残り飯があったのかものすごい謎!しかも100人以上の賄いが必要なのに、他の平隊士の昼ご飯はどうでもいいのか???100個もおにぎり作ったのか????
(艶ってすぐ主人公やら慶喜さんまでがご飯作るけど、安直すぎてそれだけは大嫌い)


新選組の幹部とわちゃわちゃやりたかったのかもしれないけど、それは、薄桜鬼のオリジナリティですよ。皆に気に入られてるから出入り可とか、主人公専用の湯飲み置いておくって、何なの。


実際の土方さんは、隊士から鬼と恐れられていたはず。それでいいんじゃないですか?
厳しい規律で風紀の乱れや私闘を防いでいたのに、当の本人が遊女(愛人?)を屯所に招き入れるなんて示しもつかなければ威厳も何もあったもんじゃない。

艶は主人公が遊女です。
折角の設定。史実でもある、遊女からモテモテの中でどうして遊女にしか手を出さなかったのかとか、それでも主人公だけは(手も出さずに)大事にしてたとか、いくらでも展開しようがあったのに。

幹部は妾宅を持って良かったのだから、同じ架空の出来事で主人公との恋愛を描くなら、私はそっちを選択してほしかったな。

その上で、医療従事者として戦場に同行させるなどの手順を踏んでくれれば、すんなり納得できた。
(乙女ゲームで、主人公がずっと置屋で待ってたら恋愛シーンが無くなっちゃうからねww)



最初に俊太郎様を攻略した私は、土方さんが俊太郎様を拷問する際、主人公を盾にとって彼に自白を迫るシーンで、
あの時、俊太郎様を陥落させたのは、人質にとられた主人公への愛では無く、どんな泥をかぶってでも誠を貫くと言い切った土方さんの言葉だと考えていました。


『目指すものは違っても信念は同じ。愛する国(者)を守るため、それは志であったり愛であったりしても、その気持ちが自分と同じだと分かったから、俊太郎様はこれ以上の被害者(例えば主人公の命や、主人公を殺すことで痛む土方さんの心)を出さないために、自らが折れたんだ』

・・・と。

俊太郎様までをも納得させるほどの強い想いこそが、土方さんの『誠』なんだと思うのですが・・・。


おっと、これを語り出すと、俊太郎様√になっちゃう(作者が違う)ので、ここで止めますね。



あ、誤解しないでね。

確かに、私ごときが、土方さんの『誠』を語るのはおこがましいですが、私は、エンターテインメントを楽しむ側の消費者ですから、数あまたの商品を比較する権利は持っています。

だから、そちらを語っているだけです。



『薄桜鬼』の方が、先行作品ですし、幕末、文久三年から物語は始まるなど、艶と設定が被るところも多いです。
攻略対象者が同じで史実に〜と言ったら、どうしても似通ってしまうのでしょう。

でも、そんなの幕末ものの創作作品なら、世間には山のようにある。
覚悟で作る以上、オリジナリティは必要です。

実際、土方さん以外のキャラは、ほぼ艶オリジナルな旦那様だと感じて、どっぷり恋していますよ。


沖田さんや高杉さんは凄いなと思いました。
(龍馬さん√は、史実のお龍さんの立場を主人公と入れ替えた設定なのが私的にはダメだったけど)

更に、徳川慶喜や古高俊太郎という、敢えての幕末敵キャラを攻略対象に持ってくる斬新さ!

そこを引き立てる以上に萌えさせる、秋斉さんや翔太君というオリジナルキャラが、違和感なく幕末に存在する、シナリオ構成。


なのに、なぜ、土方さんだけが、あの有様だったのか・・・?



花エンドなんか、正にソレです。

幕末で戦いに身を置いた方々は、どんなにきれいごとで飾っても、人殺しですよ。
文字通り、自らの志に命を懸けていたはず。

乙女ゲームにそれを出したら、長閑なハッピーエンドはあり得ないことくらい、ユーザーも分かっています。

そこをご都合主義で、まるっとなかったコトに!は、あんまりですよ。

どうして、薬売り?
死んだことになってるはずなのに、家の人に分けて貰わなければ、石田散薬は手に入らないでしょう。
主人公が医者の真似事をするのは、千鶴ちゃんのパクリですか。

何年も一緒にいて、未だに「土方さん」呼びも可笑しいし、違和感だらけですよ。
もしも花エンドで、罪の呵責とか生きる意味を考えてからのお詫び行脚だというなら、それを出さないと。

彼目線でも、ひと言もありませんからね。




以下、2014.8のもじゃさまのブログにて。


(彼目線)沖田編は一部執筆と全体の監修、土方編は全編の執筆を担当させて頂きました。

土方編は……数年前に執筆した本編を読み返すと、ウヒィ!となりました(笑)

もちろん当時は当時なりの全力を尽くして制作したものですし、
何より「土方本編も好きだよ」と言ってくださる方もいらっしゃいますので、
そのお気持ちはとても嬉しく、大事にするべきなのですが!
それでも説明不足や描写不足など、
反省点がしこたま出て参りましてのたうち回ってしまいました(´・ω・`)

そんな本編をどうにかこうにか補完しようと、
こちらも今のもじゃべあにできる事を詰め込んでおります。

至らぬ点もあるかと思いますが、本編と合わせて読んで頂けると
シーンの意味や登場人物の心情がわかりやすくなっているはず!ですので、
是非プレイしてみてくださいませ!





てな感じで、もじゃべあ様も、「キャラが固まっていなくて読み返すとヒ~~ってなる」とか「書き直させて〜〜」とか懺悔?してるし。
彼目線で本編を補完するって言いきってる。



ただ、私的には、彼目線でも、結局一番大事な『誠』の補完が無かったことは、もう、艶の土方さんは自分の好みではなかったと思うしかないですけどね。



仕方ないです。120万人のユーザー全員の好みが100%一致するなんてありえないですもの。

6/8の旦那様は、課金してまでも追いかけるほど好きなゲームなんだから、それも幸せ。


『キャラが固まっていない』土方さんだったと作者様が言っておられるのですから、そんな正直で誠実な作者さまが作られたゲーム「艶が~る」を、私の大事な艶友様には、是非、これからも一緒に楽しんで欲しいな〜と願ってやみません。



また、結エンドPLAYした後に、語り合えたら嬉しいな。



もちろん、ここを読んでくださっている全姫様と!!

またお会いしましょう♡



☆コメント☆
[めぐみ] 07-19 10:40 削除
柚吏さん〜(;_;)めぐみです〜(;_;)
ご挨拶の30字で書ききれないのでこちらで失礼します(;_;)
全くもってその通りなんです!
花エンドで土方さんに「武士”だった”か…」なんて台詞吐かせて、薬屋になって細々と生きてって……ものすごく疑問。
これ、本当に土方さん?と。
新選組として最期を遂げないことがひっかかってしまって。もちろん乙女ゲームとしては、お相手に死なれちゃ元も子もないのはわかるし、これは艶がどうのではなく元から土方ファンだから思っちゃうのかもしれませんが(*_*)
土方さんに限っては”死=バッドエンド”ではないと思うんです。如何に彼が「新選組の土方」であったかが重要で…
だから主人公ちゃんには誠の羽織を脱いで生きることを土方さんに求めるのではなく、最期まで剣を振り続けた彼を見届けてほしかったな〜…。
高校生に求めすぎ?笑
じゃあ自分だったら?と考えると、愛しい人にはどんなにかっこ悪くてもいいから生きていて欲しいと思うのも、わかる気がするし。
わかるけど、そんな女を土方さんの隣に立たせたくない土方ファンの私もいるし←

あと台所すぐ立つけど何アピール?女らしさ?曲がりなりにも遊女ですよね?遊女は庶民的さなんか出さない方がいいはずなんですが。。上客だから特別に?それにしたって立ちすぎ!
屯所に入るのもねー…もう言いたいこと全部書いて下さってるので省略しますが(T_T)

今回は本気で艶卒業かな?と思っちゃいました;

[めぐみ] 07-19 10:54 削除
歴史上の人物を扱っている以上、こちらも既に好きなランキングがあるじゃないですか(>_<)
それを艶に出会えたからこそ、新たにスポットライトあたって上位に食い込んできてくれたことには感謝します、俊太郎様とかそうですし←
島原行きたい!ってなりましたもん。
でも、何だろ…イベシナでもそう感じることが多いんですが、こっちの熱を冷ますような駄作が多いというか。。
キャラがおかしいとか、スチルもなんか変とか、まぁ書いてる人が違ったりするそうだからしょうがないかなと思いつつ、こういう風に本来の彼を捻じ曲げてまで恋をするって、うーん。。
これが歴史上の人物を扱う乙女ゲームの一番厄介なところかもしれませんね(-_-)
金を巻き上げることしか考えてなさそうな運営にも疑問ですし。。

せっかく柚吏さんとも出会えて、のんびりとですが楽しくやってきた艶を離れるのは寂しいので、いつもだったら1人のキャラを本編・彼目線とフルコンプしてから次に行くのですが、土方さんはちょっと置いといて、他キャラ行こうかなと考えている次第です(ー ー;)
誰がいいかな、高杉さんあたりかな…
それともオリキャラ翔太くんに行って落ち着いてから他実在キャラかな…w

柚吏さん、私の気持ちを代弁して下さってありがとうございました(;_;)

[柚吏] 07-20 13:41 削除
めぐみさん!コメントありがとうございます!!
いつも艶ゲームでのご挨拶も、「もっと話せたらいいのに!!」って、一人で悶々としていたので、とっても嬉しいです;つД`)

土方さんは、幕末志士の中で、おそらく女性から最も人気の高い方なのではないでしょうか?
色んな媒体で取り上げられていますから、それぞれのお嬢様方の『土方歳三像』が出来上がっていることと思います。もれなく私もその一人です。

めぐみさんのお気持ちは、正に、私の想いです。
土方さんが旧幕府軍として最後まで戦い抜いたことに、『誠』を貫いた彼の男らしさを感じて惹かれた乙女(笑)としては、土方さんの「新選組として最期を遂げないことがひっかかってしま」うんですよね〜〜。


>花エンドで土方さんに「武士”だった”か…」なんて台詞吐かせて、薬屋になって細々と生きてって……ものすごく疑問。
これ、本当に土方さん?と。
じゃあ自分だったら?と考えると、愛しい人にはどんなにかっこ悪くてもいいから生きていて欲しいと思うのも、わかる気がするし。


そうなんですよね。

艶は、基本鏡エンド以外は死なない展開なのはわかりますが、沖田さんも高杉さんも労咳で死にゆく最期を、死ぬ直前?のやりとり的な感じや、生まれ変わった未来で再会?な展開でかわしている。

土方さんも、それであっても良かったような・・・。

月は、・・・うん、どの旦那様も『未来設定』のお約束だと思い、割り切って楽しんでます(苦笑)


実は、『薄桜鬼』もハピエンでは鬼との戦いで生き残り、鬼から薄桜鬼の名を貰うとこまでが描かれる。その後日談では、本当に誰にも存在を知られないように生きる姿が見れるのですが、これも、めぐみさんがおっしゃる同じような理由で賛否両論ありましたね。


>わかるけど、そんな女を土方さんの隣に立たせたくない土方ファンの私もいるし←

『薄桜鬼』では、千鶴ちゃんの設定が土方さんにふさわしい女性だったので、私は有りだと思いました。
恋人である前に、新選組の仲間だったからね。

多分ね・・・、ソレなんだよ。
主人公は、恋心だけで土方さんについてってるのが私たちにとってはダメなんだと思う。
土方さんの支えになってくれてればいいんだけど、そこが見えない。

そして、そんな女子高校生に救われ、生きる目的にしちゃった土方さん花エンドに、ガッカリしたんだと思うのです。

もっと言うと、艶の土方さん√の慶喜さんは、いい意味でチャラい(笑)
でも、そのキャラ故に、新選組を「農民の出のくせに武士のまねごとして」とか言わず、秋斉さんともども土方さんを尊重してる。要するに、一番の武士の大将は、土方さんの存在を認めてるわけですよ。

だから、あの場面で、『俺は武士だったか?』って言葉はいらない気がする。
武士であったかどうかを土方さんが認めて欲しいのは、恋人に、じゃないよね?
そんなに軽く言わせないで欲しかったです・・・、ホントに。

[柚吏] 07-20 13:43 削除
>これが歴史上の人物を扱う乙女ゲームの一番厄介なところかもしれませんね(-_-)
金を巻き上げることしか考えてなさそうな運営にも疑問ですし。。

今は、そのご意見に激しく同意!
全てがそこに行きつくかも(やりたくないならやらなきゃいいのよ、みたいなね)

だから、こんなとこで(笑)、違うよねって吐き出しながら、でも、あの旦那様のここが好きなのよ〜〜って語り合いましょう(≧▽≦)

俊太郎様を語るときにまた聞いてやってください(笑)


>誰がいいかな、高杉さんあたりかな…
それともオリキャラ翔太くんに行って落ち着いてから他実在キャラかな…w

どちらも凄くお薦めですよ!!!
大好きです。あ、エンドによっては、はぁ?ってのもモチロンあるけど(そこは仕方ないかな(´-ω-`))



これからものんびりゆっくり、ご一緒に楽しんでいきましょうね!!

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