03/19の日記

15:42
『君誕』と『醍醐』ガチャが配信されました
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秋斉さんのお誕生日イベは、結局不参加でした。
苦渋の決断ですが、『君誕』と『醍醐』ガチャを選択しましたので、こちらをまた暑苦しく(笑)語ります。


『君の誕生日』〜3/31
『醍醐の華宴』〜4/14


『醍醐の華宴』は、公式さまによると、再演要望の高いとても人気のある物語ガチャのようですね。配信期間も一か月間と、長いです。

金欠乙女には嬉しい配慮!・・・いや、コレ作戦かも??と穿っちゃう私。好きでガチャ課金してるのに何て言い草だ、ごめんなさい。


早速お試しで、いつものように、それぞれ二、三幕を一回ずつ回してみることにしました。

課金するので、他ユーザー様の評価と合わせて、どこまで推し旦那様シナを追い求めるかを見定めなければ!!←必死過ぎる;


その結果。


すみません。

どちらも凄く気に入ったという内容ではありませんでした。


・・・今まで読んだ、私の推し物語ガチャに比べたら、という意味ですけども。

↑コレもね、旦那様によるし、楽しいとか色っぽいとか感動したとか、その内容で甲乙つけがたくて、どれが一番!ってものは選べないのですが。

いずれ書いてみたいですけど、まだ初心者なので(笑)


で、今回は二つの物語ガチャシナ読んだ時、「おお〜」「大笑い」「うっとり」なんて気持ちが、一部分を除いて、どちらも薄かったと言えば分かりやすいでしょうか。




それでは、それぞれのガチャについてです。




『醍醐の華宴』  


ガチャ回した結果、出た旦那様が二、三幕別なので、シナも繋がってない状況での感想です。
そのつもりで読んで下さいね。



とにかく、皆さんが絶賛されるだけあります。
うっとりするような描写、雅な文章と言いましょうか。これぞプロ、本当にため息がでそう。


一幕は、秋斉さんの提案で、藍屋のスタッフ全員で桜の花見をすることになり、遊女の皆さん大感激!大盛り上がりするところからはじまります。

お花見かぁ、二、三幕はそれぞれの旦那様と桜の下で逢瀬ね!そこに至るまでのシナに期待大ですよ!


・・・ところが、読みすすめていくうちに、嫌な予感が。

例の如くお使いの道すがら、出会う旦那様に、片っ端から「お花見するの!」「お弁当作るの!」アピール!!


もしかしてこれは、主人公至上っていう私の苦手なパターンかも・・・?

まあ、そこはあとで語るとして。



二幕は、どうやら、二人一組でシナリオが進んで行くみたいですね。

なんとガチャ一回目で俊太郎様ががががおいでになりまして、幸運に思わずガッツポーズとってしまいました。


しかし、貧乏性の私は、素直に喜べないのですよ。

大体最初の方にお気に入りの旦那様GETしたシナは、あまりおもしろくな・・・ゲフンゲフン(*当サイト比ですよ!!)。


ゴホン! 主人公と俊太郎様は、慶喜さんも一緒に団体様とは別行動するのですが、コレ、先日『春風そよぐ恋景色』(途中挫折;)で見た展開と被るなぁ(笑)あっちの方が後発なんだけどね。


はじめ、慶喜さんに恐縮する枡屋さんにあれ?って思うお約束な会話を繰り広げながら、お二人は主人公の作った料理を絶賛して食べてくださいます。

大人ペアなので、二人の優しい気遣いに溢れた対応が、主人公をうっとりさせます。


そして、お食事の後、三人で宴会を眺めて平和な光景に和み。
なぜかお弁当のお礼と称して、散歩しながら旦那様二人が公園の由来などを教えてくれます。

二人の博識ぶりが素敵!お礼が講義だったとしても嬉しい←

更に、互いの知恵や経験を活かせばもっと素晴らしいって、認め合うのです。さすがですね!

今日が終わるのがもったいないと、主人公が寂しく桜を眺める・・・そんなところで、終了。



三幕は、龍馬さんでした。ここで旦那様お一人のルートになります。


私、龍馬さんは未攻略なのですが、二幕のラストで、三幕では、ずっと皆で仲良くできたらいいのにって〆で終わるのかなと、なんとなく予想がついてしまったので、読んでしまうことにしました。


・・・案の定(苦笑)。

お花見で、思想や立場に関係なく仲良くする皆を見て、志があるのは分かっているけどこんな毎日が続けばいいのにと、切望し涙する主人公を、龍馬さんは、美しい心の持ち主だと宥めます。

「○○は皆が仲良くして嬉しかったね」と言ってもらえて泣きじゃくる主人公に、自分がそんな日本にするからと、約束してくれます。

懐の深さと広い視野が良いなあ。龍馬さんならではの設定が活きてますよね。



ただ、歴史を知っている主人公が、それに感動して終わるのがなんとも・・・。
(しかも、幼稚園児に対するような言い方され、お姫様だっこでよしよしされて)

龍馬さんは暗殺されるし、江戸幕府は薩長新政府軍に倒される。
慶喜さんや枡屋さんの正体を知らなくても、そのくらいは、この場面の主人公でもわかっているはずですよね。

皆が平等で平和に暮らす現代社会が出来上がるのは、明治維新という激動の時代にたくさんの犠牲があってのことです。

それなのに、「信じています」と言って笑顔になって終わりって、・・・どうなのかな?

ここまで深い内容を扱ったのなら、そこで終わらず、頑張るって言ってくれた龍馬さんの言葉さえ切ないって思って欲しかったですね。


他の旦那様ルートでは、どうだったのでしょうか?


・・・うーん。

まあ、主人公の設定が、女子高校生だしね!
物語ガチャ自体も、時間軸無視のイベントだからね!!

「君は皆のことを考えて頑張っちゃうイイコだね」なんて猫っかわいがりされて幸せ感じているのも、それはそれでありなのかもしれないです。


この手の展開が好きじゃないので、そんな風に昇華する私。


ということで、限りある予算の中では、ここでお終いです。




ここからは、楽しみにしてる、もしくは、好きでどんどんガチャ回したい姫様は、絶対に読まないでくださいね。


『君誕』は、また近日中に別書きしますので!









さて、先程語った、嫌な予感というか、苦手な部分についてですが。


実は、オチ以外にいくつかあります。



まず、なぜお弁当を主人公が作るの?ってところから。


てか、作れる設定なのがそもそもおかしいです。

今回のライター様(もしくはストーリー考えた方)は、サバイバルなお料理が得意なのかしら。


慶喜さんルートでも、大政奉還したあとの危機的状況にある慶喜さんに、お弁当作って(お庭の)原っぱデートするシーンがありました。

あれ自体も妙だったけど、慶喜さんがちゃんと「主人公はこういうの苦手と思ってたから嬉しいよ」的なことをおっしゃっていましたよね。

そうなんですよ。
遊女さんは、一般的に子どものころから置屋で芸事色事を専門に学び、年頃になったらその道で稼ぐれっきとした職業婦人なわけです。

逆に言うと、いわゆる一般的な花嫁修業はしてません。
だから遊女を引退した後、普通の結婚はできない人が多かったようです。

大店や武家の旦那様に身請けされれば、家に女中さんがいるから大丈夫だったらしく、
身請け自体が、食べていくための仕事の延長だったみたいですね。(もちろん、相思相愛でお妾さんになったというのもあったはず!)


そんな中、現代に生まれ育った高校生の女の子が、火をおこし、薪や炭をくべながら、かまどでご飯炊いたり大鍋で煮物を作れるのか??ものすごく疑問ですよね。

水道もレンジも冷蔵庫もだしの素系調味料も無いし、魚もさばけないとだめだし、鶏肉だって自分で鶏を〆ないと食べられないんだよ?

いくら夢物語でも、20人位?もの弁当を、一人で、買い出しから下ごしらえから彩まで考え全部作るなんて。しかも皆が絶賛するような凄いものを用意できるなんて、明らかに無理ですよ。

確かにタイムスリップ自体があり得ない設定だって思うけど、そこまで行ったら艶自体が存在しなくなるからね(笑)


ただ、その他の設定がリアルなだけに(だから艶が〜るが好きなんだけど)、主人公が都合よくスーパーガールになっちゃったら、私には艶夢自体が見れません。



そして、最も受け入れられなかった部分。

せっかく秋斉さんが、遊女やスタッフを慰労しようとしたのに、そこへ差し入れ持って旦那様方が来たら、他の人にとってはお仕事の延長になってしまうというところです。


だって、旦那様が目当てにしてるのは、主人公だけなんだもん。
ちやほやされ喜んでるのは、主人公だけですよ。

やるなら二人の時にお願いしたい。他の人を巻き込まないで欲しいのです。


この手の「私頑張ってるの皆さんのために尽くします」「そんな主人公可愛い素晴らしいと褒め称える旦那様」的な物語ガチャはいくつかありますよね。


今回も、重厚なテーマを扱い、雅な表現が素晴らしいシナってだけで、中身は同じ。

結局、主人公が特別何もしてなければ、旦那様が花見の席に来ることも無いし、凄いねって褒めることもないから、一人でお弁当を作ったという設定にしたのでしょうが、思いっ切り興醒めでした。



実は、私自身が学生の頃、この主人公のような馬鹿をやらかした経験があります。


半年以上かけて10人位の女子グループで研究・発表をやったのですが、打ち上げの席に、自分の入っているサークルの先輩(男)を呼んでしまいました。

主人公と同じで、たまたま会った時に、打ち上げがあるってしゃべっちゃったんですよ。

グループには同じサークルの友達も2人いたし、私たちがそれで苦労してたのを知ってた先輩(男!!ここが問題)は、「俺たちも慰労してやるよ」と、数人で酒瓶抱えてやって来て下さいました。

半分社交辞令だと思っていたのに、来てくれたことは嬉しかったですよ。

でも、サークル関係ないほかのグループメンバーはどっちらけです。

せっかく、自分たちだけにしか分からない苦労を、ぱーっと吐き出すつもりが、台無しになっちゃったんだから、怒るのも当たり前で。
ひたすら謝り続けたけど、それまで仲良く一緒に頑張ってきたのに、卒業まで口きいてくれなかった子もいました・・・。



・・・現実はこんなもんです。

二、三幕で、どんなに平和で皆が仲良くできる世の中が理想だって、嬉しいのに切ないって主人公が涙流しても、結局は周囲を全く見れていない、状況も分かっていない、自分本位な子供のように感じてしまいました。


大体、主人公は「私の大好きな人たちが仲良くしてくれて嬉しかった」ってハッキリ言ってますからね。

仲良くない(知らない)人たちならどうでもいいの?



繰り返すようですが、結論は、
『主人公の設定が、まだ思春期の女子高校生。物語ガチャ自体も、時間軸無視のイベント』


だからかな・・・、物語ガチャシナは、旦那様の個性が出てて、江戸末期の大変な世情の中でも、楽しく笑えて色気がちょびっとあって(べべべべ別にヤってる場面を希望してるわけじゃないよ!!!汗)。

そしてそして、ほんの少し艶本編を補完するようなシーンを見つけて大喜びできる、そんなものが好きなのです。




もちろん、人様の好みに口を出すつもりは毛頭ありません。違って当たり前です。

だからこそ、お試しは必要だなと改めて思います。


それでは、長らくお付合いくださいましてありがとうございました!!

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