一瞬

□夢
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少女は一度目を開けたが、再び閉じる。


……常に夢を思い描くのです。



父母と弟そして少女で過ごした懐かしい思い出の続きを。

母「ユーリ。お買い物に行かせてごめんね。
  砂糖を切らしちゃて今必要なの…。」

少女「大丈夫。すぐに行くから。
   ほら、トーマ。早く行こう!」

トーマ「えーボクも行くの…分かったよ。」

少女「もうトーマ、そんな事言わないの。
   それじゃお父さんお母さん
   行ってきます!!!」

母、父「気を付けて行ってらっしゃい」


こんな日常だった。



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