王道学園物ブック

□僕以外の生徒会役員が族に入ってる件はいかが致しましょう!
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俺は未曾有十壱(ミゾウトイチ)。生徒会会計だ。











ごめんうっそー!こんなの俺のキャラじゃないから!

まぁまぁまぁ。でさー最近生徒会のみんなが夜の話ばっかするから俺ってばちょー暇なわけー。夜ってそんな如何わしい感じの意味じゃないよ。健全...でもないけども!

だからさー2年間俺が夜の会長たちの前で変装して私はだれでしょうゲームをすることに決めましたー。軽い?ごめんね元から。もちろん正解させるつもりはない!

まぁそれでもまだつまらないじゃん?ってーことで、生徒会と敵対してる風紀から1人引き抜こうって考えてるわけー。俺も生徒会なんだけどねそこそこ風紀とは上手くやってるよ。でも1人だけ仲の悪い風紀がいるんですよー。そいつ俺がチャラチャラしてんの見るとむかつくって!でもそいついれば俺とはイコールで繋がらないでしょ。念のためだよ。念のため。

生徒会会長率いる『ロゼ』。俺以外の生徒会役員が全員幹部らしい。なにそれ 悲しい...それに敵対するのが風紀委員長率いる『キュグ』。何名かの風紀が幹部にいる。

俺と仲の悪いそいつは入ってない。はず。ぶっちゃけこれ全校生徒暗黙の了解なんだよね。誰も確認なんてできないからそれが正しいかも分からない。俺こんなこと調べれる力ないし?俺が知ってると思った?びっくりした?

......ごほん。うーんと...そいつは族とか嫌いなやつだから俺と手を組んで潰そうとか言えばのってきてくれるはず。それで潰れちゃったらまぁそれまでだろうな。そいつは委員長でも副委員長でもないからそこまで強くない。族を潰した後が怖い俺には好都合です!ごめんね!











「...何言ってんだお前」

「っていうことなのー。俺とペア組もー」

「却下。俺が族嫌いなのみんな知ってんだろ。しかもお前と一緒とか拷問でしかねぇよ」

「いやいやいやひどす!んーと、ただ組む訳じゃないって。俺と2人で族潰そ!」

「...お前と2人で潰せんのか?普通に無理だろ」

「俺これでも小さいころから色々やってきたから大丈夫!」


説得中なう!いやー堅物君。いや堅桐双(カタギリソウ)って名前なんだけどね。あだ名。っていうか事実。堅物君。


「いや、でも俺らがあいつらに歯向かうとなると問題も起きるだろう」

「そんな時のために!変装します!堅物君は無口無表情無関心。とりあえず何も考えないでいればいいよ!ぼーっとしてればいいの!」

「それであいつらを潰すのか......いいぞ。俺もあいつらには日頃のお返ししなきゃなんないから」


堅物君額に青筋だってるよ。怖い怖い。

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