short

□happy Valentine
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「ねぇアヤメ、あなたは誰に作ったの?」

「え?あの、何?」

「大丈夫?あなたさっきから上の空ね。」

「ご、ごめん。」



大広間のグリフィンドールのテーブルについて、朝食をとっていれば隣でハーマイオニーが何やら楽しそうに話しかけていたみたい。ちなみにハリーとロンとはいつも一緒。学年と寮が同じですごく仲良くしてくれてる。だけど今日は別行動。だって朝からハーマイオニーが腕を引いて女子会(女子会って2人でか・・・ってか朝から?なんて思うけど)って大広間までやってきたんだもの。


そんなバレンタインデーの朝私は話を聞いていられないほど緊張してるの!
どうしてって、やっぱりどんなタイミングで渡すべきなのかっていう悩みと、渡したあとの反応はどんなのだろうって言うドキドキのせい。


「ハーマイオニー・・・私自信なくなってきたわ」

「どうしたの?」

「チョコ・・・作ったはいいけど。見てよこの大広間。」

「あー・・・そうね。」


もう一度言うけど今日はバレンタインデー。大広間はチョコレートを渡そうとソワソワしている女子がたくさん。
心做しか男子までソワソワしているけど・・・私のチョコレートを渡そうとしている相手は人気のある人なわけだし・・・多分。(笑)


「大丈夫よ!きっとうまく渡せるわ!」

「ハーマイオニー・・・ありがとう。」

「いいの!それで誰に渡すの?」

「あ、・・・えっとね」







※読みたいキャラの名前をタッチしてください。次に進むと順番に読めます。

→チョコレートを貰ってお得意の楽しい悪戯をお返ししてるフレッド
→その横で女子に笑顔を振りまくジョージ
→天使みたいな笑顔でチョコレートをもらうハリー
→さも当たり前だという顔をしてチョコレートを貰うドラコ
→キラキラ目を輝かせて最上級に喜ぶロン
→チョコレート摂取は日常茶飯事、今日は特に幸せだと喜ぶルーピン先生
→不機嫌そうに眉間にシワを寄せるスネイプ先生




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