よみもの

□驕り
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何がしたかったんだろう



頭の良い君ならきっと自分がすべきことが分かるはずだ


ヤツに言われた言葉が頭の中でこだまする。


いつものように大佐に報告書を提出しにイーストシティへ寄ると見知らぬ軍人に呼び止められた。
ロストと名乗った男は少将らしい
大佐より地位が上だ

ロストに案内されヤツの執務室に入り、ソファに腰掛けると数枚の写真を見せられた。
自分とロイの逢瀬をとらえたものだった
抱き合っているものやキスをしている写真まであり、見れば誰もが自分とロイの仲を察することができるものだった。

『ずいぶんと悪趣味じゃねぇか』

「いいや、君のところの大佐程ではないよ」

男が薄く笑う

『何が目的なんだ』

自分をダシに大佐を蹴落すつもりなのだろうか

「そう怖い顔をしないでおくれ。ロイ・マスタング 彼は優秀な軍人だ。私だって彼の未来を邪魔したくはないのだよ。」

『だったらなんでこんな写真を』

「単刀直入に言おう。私は君が欲しい。
そのためには手段は択ばないつもりだよ。」

どうする鋼の錬金術師
頭の良い君ならきっと自分がすべきことが分かるはずだ

男は写真をしまうとエドワードにそう告げた
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