よみもの
□だから嫌だったのに
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だから嫌だったのに、、、、
「はぁ・・・」
エドワードが列車の中でため息をつく
悩みの種は旅の途中で失った左足だ
勇気を振り絞り、ウインリィに電話を入れたが都合がつかず3日後にメンテナンスをしてもらえることになった。
この足を大佐が見たらどうなるだろうか。
大佐ことロイ・マスタングとエドワードはいわゆる恋仲である。
あのロイ・マスタングがエドワードのこととなると極端にポンコツ化してしまうのをエドワードは知っている。
大騒ぎするだろうなぁ、、、、
これから起こる出来事を考えると身震いする
何か手は無いものか
列車の窓から大きな村が見えた
「アル!降ろしてくれ」
何かをひらめいたエドワードは理由を聞く弟を急かし列車を降りた。