悪魔の悪戯

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【主人公】

〇ヴァルバード・シュレア・ガリュウス

魔界を治める魔王デュラドールの長男。

最上位の悪魔であり、無尽蔵とも言える魔力を有するが、ぶつけ所がなく持て余している。

飄飄とした性格で直ぐに嘘を吐き軽薄な態度を取る。

気紛れで感情の起伏が激しく悪魔らしい性格。

興味を引かれると一直線であるが飽きるのも早い為、交友関係も浅い。

黒髪で紅眼、すらりとした長身。

《七つの大罪》の内、最も重く、強大無比とされる“傲慢(ルシファー)”の名を与えられている。




【魔界】

〇デュラドール・バルバロス・ガリュウス

現魔王。

先代の魔王を倒し、実力主義を徹底している。

最上位の悪魔で歴代最強とも言われるが、息子ヴァルバードはそれを超えると確信し目をかけている。

表向き厳格な魔王を装っていても、抜けているので時折天然ボケをかます。

妻には頭が上がらず尻に敷かれている。




〇カレリア・ガリュウス

デュラドールの妻であり、ヴァルバードの実母。

七つの大罪に匹敵する魔力を持ち、過去に国一つを一晩で消し去った逸話を持つ。

豪胆な性格をしており、緊張感のないヴァルバードとデュラドールによく檄を飛ばしている。

可愛らしいものが好き。




〇ベリト

ヴァルバードの側近。

見目が良く実力も折り紙付き、幼い頃は世話役として控えていた。

奔放な主君に振り回される苦労人。

最近の悩み:主君が自由過ぎてついていけない。




〇アガリアレプト

デュラドールの相談役。

冷静沈着、頭脳明晰である為、魔王の懐刀とも呼ばれる古株。

眼鏡を掛けているが実は伊達。

ヴァルバード曰く、会話の端々に毒がありすぎて怖い。




※追記あり
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