百合ぷよとか

□変かな
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私、あんどうりんごがこの不思議な世界に飛ばされてから随分と時間が経った。

ハプニングもあったけどそれなりに楽しいし、そこまで居心地は悪くないけど…

「やっぱり帰りたいな…」

独り言を呟いた。

空をもがいては消えた反動のようにハキハキとした声が後ろから近づいた。

「りーんごー!」

むぎゅっと効果音が付くくらいの強さでいきなり抱きしめられた。

「み゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!?」

相手は幽霊などではないのにご対面したかのような声が出た。

「わあああああああ!?」

相手…アミティも相当驚いているようだ。

「えっと…アミティ、とりあえず抱きつくのやめてくれないかな?」

「言いたいこと言ってからやめるね?」

「じゃあどんなことでもいいから言ってくれるとうれしいな。」

そんなにいやなのかと表情に出てるアミティは体をもじもじとさせ、やがて口を開いた。
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