Blessing you .. .*
□愛の音を君と
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~ カラ松side ~
深夜1時を過ぎ時計の針は止まることを知らずただひたすら回り続けている
月明かりが街中を照らす中、俺は珍しく考え事をしていた__________
ブラザー達を起こさぬよう布団から出て窓を見つめ呟く
カ「どうすればいいんだ、」
そう呟いた後、小さくギシギシと音を立てながら屋根の上へ歩を進める
そして屋根の上に座りギターを慣れた手つきで弾きはじめる
__________♪.._____.*_______*.。
楽譜を見るわけでもなく勝手に脳内へ流れ込んでくるメロディーを奏でる
その曲は__________
カ 「一松の好きな曲だ…どうしたって俺は罪なことしかできない男なんだ。」
カラ松は兄弟がいない時はいつもと少し違う
唇をギュッと強く噛み締めながら再びギターを弾くが、一松の好きな曲と一松の顔が頭をグルグルとかけ巡る
カ 「そうか…俺はカラ松が好きなんだ。」
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