タロット ガッシュ

□8 正義
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剣の正義。

正義を司る女神が、罪を量る天秤を左手に、断罪の剣を右手に持ち、真正面を見つめるカード。

彼女の裁きは、その天秤が示す結果に忠実で、いかなるものにも偏らない。
断罪の剣はその罪に等しい罰を与える。

この「正義」にあてはめるのはアース。
剣の騎士であり、魔界の法を守る一族。
彼の「正義」は法に従い裁くものというよりは、罪を断じて刑を執り行うものだと思う。

剣をもって法を守る、行動する正義がアースの騎士道(武士道か?)ですね。


アース

剣をもって法を守る騎士。

文武両道、質実剛健、謹厳実直。
知識はあるけど頭固くて不器用な武士。

法を守り常に正しくあろうとする彼の剣は、敵対するもの脅威に容赦なく振るわれる。

法に反する悪があるなら、それを斬って正す。
情けは無用。
裁きは執行されなければならない。

そういう正義は、アース自身にも向けられている。
だからリオウの呪いを受けたときに、エリーが死にアースが戦えなくなっても、ファウードの脅威を取り除こうとしたわけで。
何故なら単体でファウードをなんとかしようとしたら他に方法はない。
正義はときに無慈悲だ。

アース自身は剣で、エリーは天秤。
どちらも、正義のための機械的な道具。
それを本当に正しく使うには信じられる何か、誰かがいる。

人を信じることで、法は正しく生かされる。
正義もまた、人を正しく律することができる。

アースはそういう、主を求める正義の剣。
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