タロット ガッシュ
□5 教皇
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祝福と導き。
教皇は神に仕え、迷える子羊を導く。
すべての信徒の父であることから、この教皇のカードは、年長の指導者を示すこともあります。
初めにあてはめたのは清麿の父、高嶺清太郎。息子の誕生日プレゼントに魔物を送っちゃった人。しかし、これがすべての始まりになったので。
それから、ナゾナゾ博士。
魔物の本の秘密、魔物の成長について教え育てる戦いをしてるから。
それも、キッドの住む魔界をより良い世界にするために。
最後にデュフォー。
アンサートーカーだから。
すべてに答えを出すことができる能力は、きっと神の祝福。
教皇は神の言葉を語る人。
「オレが指導する。
どうやったら強くなれるか? その『答え』が欲しいんだろ?」
そして神の答えは凡人に理解し難い。
「お前、頭が悪いな」
デュフォー
祝福の答え。
教皇とは、神と人の間を取り結び、全ての信徒を祝福し、神の元へと導く存在。
その存在は神の召命によるもの。
けれど、召命は時に理不尽にも、病や苦難によって為されるという。
神の救いが信仰であるように、その答えに、何故と問うことをしてはならない。
デュフォーもまた、神の祝福と言っていいアンサー・トーカーの能力が、大きすぎて強すぎて。扱いかねた人の卑しさが、彼をあの過酷な境遇に至らせるわけで。
憤怒と憎悪の行き着いた果て、絶望の瞬間にゼオンと出会う。
……教皇の救い主は魔物でした。