タロット ガッシュ

□0 愚者
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「愚者」は全ての始まりのカードです。

ぼろぼろの貧しい男が旅をしていたり、若者が崖で足を踏み外しそうになっていたり、道化が踊ってたり。

物語の主人公をあてることが多いですね。

主人公というと、ガッシュ。

または、高嶺 清麿。
清麿は天才キャラだけど、これから成長するって意味ではあてはまる。
引きこもりが外に出る、という意味でもいい。
あと知識はあってもできないことはたくさんある。カレーも作れないし、スケートも滑れなかった。
意外と馬鹿さらしてると思う。

道化っぽいなら、キャンチョメ。
オロロンサーカスで花形ピエロだったしね。
最後にはシン・ポルクで大化けするので、カードが持つ「可能性」って意味でも捨てがたい。

でもやっぱり、愚者にあてるのはガッシュ。
王様になっても変わらない、丸裸の「愚者」ですね。


ガッシュ

主人公なので。

全ての始まりのカードです。
遠い遠い魔界から、たった一人でやって来た金色の子供。

何もないゼロからの出発は、まったくの無力だけれど、これから何にでもなれるかもしれない。

彼はまた、天衣無縫なすっぽんぽんの子供です。
これは自由と可能性の表れ。明るく希望に満ちてます。

ガッシュの「やさしい王様」っていう願いは、ただの思いつきだと思う。
素朴な理想だけど叶えるのは難しい。

でも常識とか現実とか考えるよりも、感じるまま思うままに行動するのが「愚者」。

そのガッシュの「やさしい王様」への思いこそが、バオウ・ザケルガや金色の本に秘められた底知れない力を引き出した。

無力な子供でありながら、すべての試練を体当たりで乗り越えたガッシュ。

それこそ「愚者」の姿ですね。
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