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□戦闘
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全員がパニックの中隣にいる轟くんは冷静に話す
「現れたのはここだけか学校全体か…何にせよセンサーが反応しねぇなら向こうにそういうことができる個性がいるってことだな。校舎と離れた隔離空間そこに少人数が入る時間割…バカだがアホじゃねぇこれは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」
「いくらなんでもヒーロー科の時間割に合わせてきたんなら作戦に自信があるってことだろうね」
「…余計に気は抜けねぇな」
私達は相澤先生が敵を引き付けている内に13号先生と避難を開始する
すると黒い靄みたいな敵が私たちの前に立ちはだかる。思わず身構えると
「平和の主張オールマイトに息絶えていただきたいと思ってのことでして」
何言ってんのこの人…オールマイト先生を殺す?
私の頭の中が混乱を起こしていると切島くんと爆豪くんが靄に攻撃した
二人とも危ないっ!!
私が急いで個性を発動し蛇で二人を掴もうとすると黒い靄がすぐに広がり、私の蛇よりも先に二人を飲み込んでしまった
私は蛇を二人づつ抱えている飯田くんと障子くんに巻き付けて靄から離れさせた
余裕が無く6人しか助けられなかったが、私は体勢を立て直し攻撃体制に入る
みんながどこかに飛ばされた後、13号先生は飯田くんに学校に助けを求めることを託した
「しかしクラスを置いていくなど委員長の風上にも…」
「行けって非常口!!外に出れば警報がある!だからこいつらはこん中だけでことを起こしているんだろ!?」
「外にさえ出られりゃおっちゃこれねえよ!!お前の足でモヤを振り切れ!!」
「救うために個性を使ってください!!」
「飯田くん!飯田くんなら速いから大丈夫よ!!」
「食堂の時みたく…サポートなら私長できるから!する!!から!!」
私達は飯田くんに託しモヤとの戦いを始めた
13号先生がブラックホールでモヤを吸い込もうとすると、モヤは13号先生のブラックホールを利用して13号先生の背後にブラックホールをワープさせた
「先生ー!!!!」
嘘っ!先生が!!
「飯田ァ走れって!!!!」
砂藤くんが飯田くんに強く言うと飯田くんは走り出した
障子くんが飯田くんのサポートをする
「オラァ!!」
飯田くんが走る中、砂藤くんがモヤに殴りかかっても掠ることさえできなかった
「むやみに攻撃してもダメです!!」
13号先生は息を荒くしながらも砂藤くんに向かって叫んだ
っ…飯田くんが危ないっ…!
モヤが飯田くんを追いかけているので私はモヤの後ろから蛇たちで攻撃する
「めんどくさいですね」
モヤは飯田くんを包み込もうとする私は急いで蛇で飯田くんの前に出る
「チッ」
私は飯田くんを庇いモヤに突っ込んだ
思わず目を閉じると暗闇から光が見えた
「……わっ!!」
ちょうどワープゲートから出るとそこは足場がない所だった
落ちるっ!!
私は蛇でウォータースライダーの一番上に何とかしがみつき、蛇にぶら下がる
危なかった…
少し深呼吸をしてから蛇に持ち上げてもらい、立って辺りを見回す
一際大きい音がしたので振り返って船が浮いているところを見ると3人のクラスメートが敵を倒していた
私は視力が悪いのでうまく見えなかったが、なんにせよ敵に勝っていたので少し安心した
急いでセントラル広場に向かおうとすると二階の階段のところに敵がいた
息を潜めて様子を伺うと5人くらいで水の中に浸かりながら歩いている3人に、矢で奇襲をかけようとしているみたいだ
敵が一斉に矢を放とうとした時に私は#右蛇#で5人をまとめて締めあげた
敵の叫び声を聞いてほかの場所でも待機していたと思われる敵たちがうようよと集まってきた
「あれ…少し多過ぎじゃない…?」
冷や汗を伝わせながら私は自分に言い聞かせる
今ここで倒さないと危害がでる…大丈夫…私の個性なら倒せる…
私は意を決心して階段を上ってくる、敵たちを蛇で薙ぎ払う
どんどん階段を転げ落ちていくが数はあまり減らない
私は広いところで戦おうとして、飛び降りようとすると敵が邪魔をしてくる
これ圧倒的に不利だ…
私は#左蛇#の接着液をばら撒いて敵の身動きを取れなくしてから#右蛇#でぶん殴っていく
私の息が上がってきた頃にはだいぶ敵は減っていた
個性を使わせないうちに倒しているので今のところ私は怪我をしていない
このままやればいけるっ!
ラストスパートを掛けようと前方の敵に蛇を向かわせると、後ろからバットみたいなもので頭を殴られた
私はよろけながら3階から落ちる急いで蛇をクッションにして、立ち上がるが頭痛が走る
その間にも敵は私に向かって攻撃をしてくる
ヤバイ…本当に死ぬ
敵の拳をよけながら必死に蛇で対応する
「こいつ…強すぎだろ…」
「蛇の癖になんでヒーローなんかに…」
私が周りの敵をなぎ倒していると、遠目の敵がそんなことを言って後ずさりをしていた
私はその言葉を聞いて敵を一人残らず完膚無きまでに叩き倒した
「この個性でも、ヒーローになってみせます」
私はそう言い残してその場を後にした
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