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□コスチューム
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「わーたーしーがー!!普通にドアから来た!!!」
おー!オールマイトだ!すごい…生だとめっちゃ威圧感ある…
「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る為様々な訓練を行う科目だ!!」
ヒーロー基礎学か…やだな…ヒーローになるには一番必要だけど…いや、大丈夫…いつも努力してるし…きっとできる!
「早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」
戦闘訓練…絶対誰にも負けらんない…!!
「そしてそいつに伴って…こちら!!!」
どこからか機械音がするとナンバーが書かれた箱みたいなものが出てきた
この教室どうなってんだ…
「入学前に送ってもらった個性届けと要望に沿ってあつらえた…戦闘服!!!」
戦闘服…確か私はメドゥーサ対策用にシンプルなメガネと二匹の蛇の液体が自分にかかってもいいように長めの服装だけ指定して
後はおまかせにした。どんなものになっているかがすごく気になる…
私は戦闘服を受け取って着替えに行き、グラウンド・βに移動した
「おーい結愛ちゃーん!」
「あ!お茶子ちゃん!ってだいぶ大胆なコスチュームだね」
「パツパツスーツです…」
お茶子ちゃんがパツパツに対して私は緩い格好だった。細い縁のメガネに上がニットポンチョで、下がキュロットスカートだ
ほとんどポンチョで見えないがだいぶ緩い仕様だ
動きづらいかと言われると全然動き回れるのでサポート会社さんに感謝だ
お茶子ちゃんと一緒にいると緑谷くんがびっくりしていた
「ヒーロー科最高」
なんだか小さいぶどうみたいな子がそんなことを言っていたのはまぁ無視しておこう
オールマイト先生の説明を聞いてからくじを引く
「尚三人のグループが一つだけできてしまうのだがそれでもいいかな!?」
「別にいいだろ!そんなにきにすることじゃないと思うぜ!」
「大丈夫ですよー」
三人のチームも出来るのか、まぁ一人余っちゃうもんね…
そんなことを思いながらくじを引くとIチームになった
「キャー!結愛ちゃん!よろしくね!」
「知ってる人が居てよかった!透ちゃんよろしくー」
「あぁ、こちら尾白くんっていうんだよー!」
「よろしくね輪蛇さん」
「尾白くん…よろしくね!」
なんだかふわふわしたチームになったがこのチームで勝ってみせる
私は全力を出し切ることを誓った
オールマイト先生がヒーローと敵を決めるくじを引くと緑谷くんとお茶子ちゃんがヒーロー爆破の人と飯田くんが敵と決まったみたいだ
一気に3人が出るので私は三人に応援の言葉を言ってからモニタールームに移動した
モニターに緑谷くんたちが映し出されるとすぐに訓練が開始になった
ハラハラしながら3人を見つめる
わっ…爆破の人すげー身体能力欲しいわ…才能が違うな…
あっ!緑谷くんやばいっ!!怪我が酷いな…痛そう…あれ治るのかな…?
お茶子ちゃん浮いた!
えっ!あのホームランすごい!
ヒーローチーム勝った…飯田くんには悪いけどヒーローチーム勝った!
「ヒーローチームWIIIN!!!」
オールマイト先生の合図でヒーローチームが勝ち一回目の戦闘訓練は終わった
三人がモニタールームに戻ってくると反省会が始まった
「今戦のベストは飯田少年だけどな!!!」
オールマイト先生はそう言って生徒に理由を聞いた
「ハイオールマイト先生」
百ちゃんが、しっかりと手を挙げて理由を説明するその説目があまりにも見事だった為みんな押し黙ってしまった
「常に下学上達!一意専心に励まねばトップヒーローになどなれませんので!」
百ちゃんすごいなー…あの頭脳と個性が羨ましい…
「それでは!場所を移し第二戦に入ろう!!第二戦は………」
誰チームかなー?ヒーローチームの方が不利だって言ってるけど…ヒーローチームのほうがいいな…
「Bチームがヒーロー!!そして敵がー…Iチームだ!!!」
「わっ!わたし達だっ!!」
「緊張する…」
えー…敵チームですか…しかも意外と出番早い…あんな激戦見せられたあとなんてやだよ…
「結愛ちゃん?早く行こうよ!」
「あっ…うん」
「結愛ちゃん、透ちゃん…頑張ってね」
「梅雨ちゃんありがとう」
「いってきまーす!!」
こうして私達は会場に向かった
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