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□一人暮らし
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親戚の別荘である小さな家に私は住んでいる。

親がいないので親戚の人から高校生まで面倒を見るというのを条件に費用だけ出してもらっている

「入学初日お疲れ様!私!」

ぼふっと制服のままベッドに倒れるが、結局制服がシワになってはいけないのですぐに起き上がり制服を脱いで再び横になる

昨日全然寝れなかったから…すごく眠いや…

自然と目を閉じてゆっくりと眠りについた

夜の七時

私は目を覚まして直ぐにキッチンにいき買っておいたパンを食べてジャージに着替える

寝ぼけた頭のままだが外に出て運動をする

九時まで運動をしたら、お風呂に入り勉強をする

夜の十一時になったら就寝をして朝の七時ぐらいに起き8時に学校に行く

そんなこんなで私は教室の中に入り、カバンをおいて机に突っ伏する

話す人がいないので寝てるふりをしてなんとかごまかす

すると

「おはよう!結愛ちゃん!」

そう言って葉隠さんが私に飛びついてきた

「おぉ透ちゃんおはよー」

「ケロ…結愛ちゃんおはよう」

「蛙吹さんおはよ、」

「梅雨ちゃんでいいわよ」

「おー、んじゃ梅雨ちゃんで」

なんだか緩い雰囲気のまま二人が私に話し掛けてくれた

「今日から平常授業だね!!」

「早いわね」

「ヒーロー基礎学が気になる…」

「確かに!」

「大変そうね…」

「そう言えば梅雨ちゃんの個性は何?」

見るからにカエルっぽいけど…

「私の個性は蛙よ、」

あっ、やっぱりカエルなんだ…結構色んなことできそうでいいな…

「透ちゃんは?」

そういや透ちゃんと普通に接してたけど…姿見えてないんだった

「私は透明人間なのだ!!」

「結愛ちゃんは?」

「私は…梅雨ちゃんは苦手だと思うけど…蛇女なんだ」

「蛇…便利そうね」

「んまぁね…伸びるし」

「えぇ!!すごっ!」

透ちゃん…驚きすぎだよ…

少しおかしくてクスクスと笑っているとチャイムが鳴ってしまった

「またね!結愛ちゃん!」

「また来るわね」

「ありがと!二人ともまたね」

二人と別れて、教室に入ってきた相澤先生の短めのホームルームを聞いて早速授業に移った


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