籠月
□嘘にまみれた狂花
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薄暗い部屋の中唯一の光源であるPCの前に一人の少女が座っている。
少女は画面をスクロールしていた手を止めると愛しいものにふれるかのようにニヤリと笑いながらPCの画面にふれる。
「私から彼を奪った報いは受けてもらうわよ。羚華（レイカ）・イルディアーノ」
そういってそばにあったナイフを手に取るとスパンッという音のあと一瞬ほど遅れてPCの画面だったものが机に落ち、少女は暗くなった部屋の中暫くのあいだ笑い続けていた。
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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