アルスマグナの後輩になる話。

□どうしてそうなった。
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タツキ先輩の部屋につれていかれ渡された、例のふわもこパジャマ色違いは水色で。

さすが榊原家が使っているものだけあって、着ていてとてもすべすべしていた。



「うっわぁー!!かわいいっ!!!」



(っていってる先輩の方がかわいいですよ。)



なんて、心の中で思ってたり。



「家にはピンクもあるんだー!今度きてみる?」



「いえ、全力で断ります」



ただでさえ、もこもこしていて恥ずかしいのにピンクまで付け加えられたらもう死ねる。



「・・・ねぇ?一緒に写真撮ろ?」



「えっ!?」



いきなりのお誘いでビックリした。

この格好で!?写真!?



「ねぇ?だめ?」



うわ。そんな顔は反則でしょ!?



「僕も撮っていいですか?先輩のこと。」



「いい、けど・・・。あぁ!二人で撮ろう!!」



「まぁ。それだったら良いですよ。誰にも見せないで下さいよ!」



「分かってるって!」



カシャ



「じゃ、LINEで送っとくね。」



「まってまーす」



コンコン



「タツキいるかー?先生だよー?」



「はぁーい」



「うそっ!?」



ガチャリ



「まだ寝てないのー?早く寝っ・・・・!?あれっ!?サク!?どーした!?」



「先生っ・・・。」



「先生!かわいいでしょ?サク!!」



「・・・・うん。超可愛いい。」



「しかも!!僕とお揃い!!」



タツキ先輩が僕と腕をくんだ。

今されたら、僕死ぬよ!?



「へぇー・・・・。あ。いいこと考えた!!」



「なにー?」



「あのねー。もともと寝起きドッキリやろうと思ったんだけどね。仕掛人をサクにしよう!!」



「・・・うぇ?」



「アキラとかに見せてないでしょ?目の前に美少女がいたらみんなどういう反応するかなーww」



そうして。僕はめでたく(?)ドッキリ仕掛人となった。

部屋に残っていた、神生先輩、泉先輩、パク君、もっちーは、先生によって(強引に)寝かされたので。
目覚めと同時にこの、
もこふわサク
を、拝むこととなる。



「・・・・まじか」



淡々と進む出来事についていけず、何も出来ない僕であった。



あと、先生?
僕だけ4時起きって、酷くないですか?



ルートが分かれます。



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