アルスマグナの後輩になる話。
□複雑な気持ちは、どう処理するのか。
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後日
「お願いします!!」
今日は、マグナメイトが日夜練習していた、アウターサイエンスの撮影。
二人共、戦闘服をバッチリ着こなしている。
踊っている時の二人は、とてもいい顔をしている。かっこいいんだ。
少し見ててきづいたが、
チアキの躍り方は先生似ていて、
サクはパクに似ている
動画を部室で撮るときは基本、全員で見る。ほどよい緊張がうまれる。
曲が開始されすぐ、チアキのソロになる。
「すっげー・・・」
とてもしなやかな手は、先生のようだった。
そこから、サクが起き上がる。あれは結構筋肉をつかう。
女子。なのに・・・なぁ。
「・・・おおぅっ」
タツキが小声でぼやく。
ダンスの途中に二人がとても近づく。
「あんなこと、してたんだ。」
パクが顔を赤くして、チラチラ見ている。
「やっぱり。遠いなぁ」
俺は、そう思った。