アルスマグナの後輩になる話。

□変なテンションは急にでてくる。
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「ええーっと、じゃあこれねー。」


ゲストでニコラジ出演。今回は朴君とタツキ先輩の回。僕一人で登場している。さっそく質問がきた。


「サク君の女の子のタイプはなあに?・・・だってー!!!これ、僕もしりたい!!」

「ええっとーぉ・・・」


かんがえたことないなぁ・・・。

もとが女子だしなぁ・・・。


「うーんとねぇー、・・・・・・あ。たとえるなら、タツキ先輩とかいいかも!!」

「うぇっ!?ぼ、ぼくぅ!?」

「びっくりしたときそうやって声こぼされるの好きだし。先輩みたいに甘えてほしいなぁ。」

「甘える子好きなの?」

「うん。頼られてる感じするし。心開いてくれる感じするから。男女かまわず僕に甘えてほしいなぁ。」

「え、じゃあ僕もっと甘えよぉっと!」

「ハイ!どんとこいですよ!!!」


やったぁー!といってタツキ先輩は僕の太ももに倒れてきた。うわぁ、軽い。お菓子でできてるみたい。

コメントには天使っ!?と書き込まれていた。いやぁ、タツキ先輩ファンにやってほしい。


「あぁー!先輩セクハラですよ!!!」

しばらくほおっておかれた朴君は、

ぼーくーもーやーりーたーいー

と、僕によりそってきた。


「朴君は司会だから。がんばって!!」

「そぉお。うぃとっちは司会でしょお?頑張れっ!!!」

「うーわー、先輩ひどい。奏先輩に言っちゃおー!!」


なぜに、そこであの先輩を!?


「いいもーん。僕にはサクがいるからー」

「いや、先輩。僕、泉先輩には太刀打ちできないですよ。」

「ぼくねぇサクがいるだけでいいから、一緒におこられよぉ?」

「完全に巻き込まれてるじゃん僕!?」


このやり取り間にも、天使コメはぐんぐん増えていってる。
すさまじいなメイトちゃんたち。


「あ、サク。もし女だったらどんなタイプの男性が好きですか?だって。あ、これもおもしろそう!アルスのなかでだれと付き合いたい?だって!」

「えぇー・・・、タイプかぁ・・・」


またもや考えたことないなぁ。もとは女子なのに。


「ええっと、タイプはたぶん気ずかいができる子が好きかなぁ。これも男女かかわらずだけど。・・・あ、バレンタインでちゃんと受け取ってくれるひとがいい!がんばって作ってるもんね。女の子は。」


わかってる!!!とか、女子力高い!!!とか、彼女にしたい!!!とか、たくさんの反応が返ってきた。


「で、アルスだったら、だれと付き合いたい?」


うきうきしてる朴君が聞いてきた。


「ああーーー・・・、それはノーコメントで。」

「「ええーーー!?」」

「なんで二人ががっかりしてるんですか・・・」


アキラ先輩も泉先輩も、九瓏先生もコメントでええええええええ!?と、言っている。
おいおいそれで大丈夫か?


「これで仲悪くなりたくないからなー・・・。」

「言わなかったことで、仲悪くなっちゃうよぉ」

「タツキ先輩・・・、こんなんでなか悪くなったらこまりますよ・・・。」


コメントにはwwwwwwwが連打されている。


「ほっ、ほかにもありますよ!メイトさん達に悪いですし!メイトさんがアルスにあって、にこにこしている姿がたくさん見たいです。これだと、メイトさんも幸せ、アルスも幸せ、僕も幸せ!一石三丁ですよぉ!!!・・・でどうですか?」

「うーん・・・複雑だけどメイトさん満足してるし・・・」


メイトさんは僕の名前をたくさん書き込んで言ってくれてる。うわ、うれしい。


「おっ、僕以外が女・・・、アルスが女ってことですね。選ぶんですか。・・・ぶっちっぎってタツキ先輩ですね!!!」
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