小説っぽいの2

□かき集め
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ぎゅうって高杉を抱き締めると
涙が染み込んで温かくて、




しゃっくりをあげながら泣くのを見てると、

自分がなんでか死んでしまいたくなって、




力一杯抱き締めて背中を擦った。




その日は

初めて二人で泣いた。








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