小説っぽいもの
□晋ちゃんのお気に入り
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高「………ふうっ」
新「高杉さっ…ぁ……やめ…」
高「ククッ…やめねぇ」
晋ちゃんのサラサラの髪が新八の頬をくすぐる。
首もとで何かゴソゴソしてるみたい。
新八………あいつ処刑すんのも遠くねぇ話な。
新「ひぃいいっ!?」//////
見えた。
晋ちゃんが舌先でちろりと首筋を舐めたんだ。
エスカレートしていく悪戯に俺はちょっとだけ新八に同情した。
さてと、そろそろ助けてあげないと…
正直、新八が時々俺にHELPの視線を送っているのは薄々気づいていた。
高「なあ、新八……おめぇさんはまだ身体重ねるって事を知らねぇだろ?」
新「な、何の事ですか!?ちょ、近い近い近い!!」///
高「ククッ……俺ァお前の事が嫌いじゃねぇんでな……なァ、俺の気が変わらないうちにな……」
新「……」ゴクッ
高「俺を抱いてみねェか……?」ニヤリ
新「へぇえっ!?」
銀「はーい、そこまでね晋ちゃん。ダメガネも貞操が惜しかったら今の内に逃げとけよー」
そう言っておいたがすぎた晋ちゃんを引き剥がすと全速力で玄関から出ていった。
ここはお疲れ様とでも言っておこう。
銀「さーて、晋ちゃん?いくらなんでもおふざけが過ぎたようですねー」
高「チッ……もうちょっとで堕ちると思ったのに……」
銀「うん。新八は玩具じゃないからね、その辺理解してあげてね」
じゃないと新八が可哀想です。