小説っぽいもの
□レインボーケーキ
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普通の大きさであるホールケーキに塗りたくられた(結構綺麗になっている)
…なんだ?
ふと見て晋ちゃんの頬についてた青い何かを指ですくって舐める。
着色したバタークリームか。
見るからに体に悪そうというか具合が一発で悪くなるような
アメリカ人とかが好んで食べそうなゲロ甘ケーキ。
ああ…でも最近、糖分不足だったしこれくらい甘いのが……いいんだろう。
てゆうか全部バタークリームかよ!
フルーツとかないの?カラフルすぎて腹にも目にも優しくないわァアア!
「晋ちゃん?どうしてこんなの作って……」
「俺だって定期的に甘いモノは欲しい(控えめのモノだが)し、ネット見てたら面白そうだなって………できた」
「なにこのス●ラトゥーンやったみたいな…この家にイカはいないよな?」
「いねェよ、食うぞ」
「は!?」
切り出されたひときれ。
なんか生地もレインボーだぞ!?
「自分で作ってみてあれだけど健康に悪そう」着色料の件もあるし…
「ああ、でも着色料入れただけだから普通にバタークリームのケーキだわ。おいし」
「んー」もむもむ