小説っぽいもの
□キスのアレとか
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少し口をもごもごさせるとちろりと舌を出した。
その上にのっている綺麗に結ばれた茎。
この迷信が本当なら晋ちゃんはキスが上手ってことか。実際に舌使いはエロいよね←
「銀時もやってみ?」
パフェにちょこんとあるさくらんぼを食べて同じように茎を口へ入れる。
…が、一向にうまく結べない。
舌が疲れて顔をしかめてる俺を見て晋ちゃんがけらけらと笑う。
「全然できない」
「そういえば銀時は下手くそだもんな?」
え、ちょそれ本気?
本気だったら全力で泣けるよ。
うー…諦めよう。
「ちょっとかせ」
「は?」
スプーンの上に茎をはきだした途端、晋ちゃんが手を掴んでさっきまで俺の口の中にあった茎を口に含んだ。