小説っぽいもの
□悪霊退散!
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『きゃぁあああああああああ!』
「「ぎゃぁああああああ」」
本当に何で幽霊とかたちの悪い有害な霊とか何でいるんだろう。
つーか俺も何でこんな番組見てんの。
確か夏と言ったらコレ!って感じの特番のせいだ。うん。
「お前ら二人してうるさいアル。大人の男が何ビビってるアルか?ww」
「びびびびび…ビビってねぇよ!?何言っちゃってんのー、ねぇし、晋ちゃん?」
「あ、ぇ………ふぇ」
涙目でさっきの叫び声(というか悲鳴?)のおかげか確実にSAN値が削られているであろう晋ちゃん。
ていうか何で抱きついてんのが俺じゃなくて神楽なの。
明らかに相手違うって分かって?
「ほらぁ、高杉ぃ泣くんじゃないアル。お前、それでも軍隊ひきいてるでアルか」
「ふっ……ぐ、神楽ぁあ……」
「もー安心するアルよー、あんなの銀ちゃんが木刀で【ピー】を一瞬アル」
「いやいや、俺そんな能力持ってないし女の子がそういう事言っちゃいけないからね?」
勝手なでまかせも晋ちゃん下手すると信じちゃうし。
あと、余談だけど新八は帰って3人だけ。
逆にこんな遅い時間にいたらおかしい……え、気づいてた?ごめん。話戻そう。
今はヒロインの女の子の部屋のドアががたがたされていて、
女の子が必死に押さえて…
後ろから黒い何かが……………
(あ、これ絶対振り向いたらバーンッているやつだ絶対そうだ)