暗闇の世界
□プロローグ
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私は生まれてこの方＂光＂を見たことがない。美しいという花や絵画、可愛いという子犬に子猫…。
物心ついた時はどうして自分だけという気持ちが大きかった。その事で親にも酷い言葉を投げかけたこともある。けれど、大分落ち着いていた。見れない代わりに想像するようになったから…。
それで、落ち着いていた。いや、無理やり落ち着かせていた。でも、あなたの存在が私にもう一度、世界を見たい。貴方を見つめたいという気持ちの鍵を開けた。
貴方と優しい貴方の仲間に出会えてとても幸せです。本当にありがとう。