夢小説

□噛みぐせ。
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『なぁちゃん噛んでいい?』


突然目の前にやって来たんは乃木坂でも年下組に入る飛鳥と同い年のこの子

しかもいきなり噛んでいい?ってどーゆーことかわからん、、

ななの聞き間違え?いやいや、、

『なーなーせー』

「っ、、なんや、ねん」

名前で呼ばれたん初めてや
無駄にドキッとさせる〇〇は

いっつも誰かの膝のってて音楽聴きながら寝る、やからその人が勝手にドキドキしてしまう

ななはされたことない、まずあんまり関わらへん

案外クールやけど甘えるのは好きみたいで自分の波長の合う人、ななみんとかまいまいとよくいるのを見る

あ、たまにかずみんと話してるの見たことあるよく二人して笑ってる

でも未央奈とか飛鳥と最近おるところも見る

たまーにだけど何故かまいやんにベッタリなときも

何てゆーか、音楽聴きながら寝れる場所(メンバーの膝の上)を探してる


「っ、、」

首筋にキリッとした痛みがする
ほっときすぎて忘れてた〇〇を


『痛かった?なぁちゃん涙目だよ』

「痛かった」


そりゃいきなり首筋噛まれたら痛いに決まっとるやん
そもそも日常的に首を噛まれるなんて事ないから

『ごめんね、ずっと見てくるのになんも話してくれないんだもん』

だから噛んじゃったって無邪気に笑ってるのに雰囲気はなんか怪しくて
引き込まれそうになる

あ、だめだこれ雰囲気持っていかれる


『膝座っていい?』

「え?」

『ダメ?』

「いや、いいよ」

ありがとってななの足の隙間に体を入れて横向きに座る



「珍しいな〇〇がななのとこくるなんて」

『あーたしかにー初めて』

なんでだろーって考え出そうとしとるけどイヤホン用意しとる時点で考えていないやろ、もう

『そーいやなぁちゃんと仲良くないね』

思いっきり言われた
なんの前触れもなく子供って正直やな


「そんなんわかっとるけど、あんまはっきり言われると傷つくやん」

「あ、ごめん泣かないでね」


いつの間にかまた涙目にはや戻りしていた

『仲良くなる僕と、てかなりたい?』

真っ直ぐ顔を見て放たれたその言葉にななは素直に頷いた
考えるより本能的に体が動いた
気持ちがそうさせたんや、、

やって〇〇と仲良くなりたい
ううん、それ以上に

『わかった』

キリッとした痛みがまたよみがえってきた

「っ、、なんでまた噛むん」

『これが僕となぁちゃんの仲よしの印』

そう言えば〇〇は噛むんやった
自分のって印をつけるようにななみんにもまいまいにもまいやんにも

いくちゃんにだってつけてたことがあった

まるで子供が自分のものに名前を書くように〇〇は自分の所有というなの印をつけていた

それはさすがにすぐに消えるもので一日経てば消える跡
そこは考えているみたい

でもそれっめななだけやないやん
しかもそんなんで仲よしって言えるんかな




言いたいけど優瀬は夢の中

いつか優瀬が噛むのななだけにならんかな他のこより仲よしになりたい

特別が欲しいんや
西野七瀬が好きって言う特別な気持ちが

これはななの思いにしかすぎんのかな、、


でもいつかこの願い叶えてな


素直に眠っている〇〇の唇を掠めるように噛んだ





ななのものという跡のように

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