ビストーマ魔術
□六章
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とある宿の一室で陽とニックはいた
「…ニック、何も言わず、ルル達を兄さんの宿主にしたけと皆怒ってるかな…」
「まぁ、怒ってないとは言えないだろうな。」
「だよね…でも皆も兄さんも俺の大切な人だから、もしいつか会えたら謝って許してくれるかな…」
「……」
「兄さんに術をかけた後から皆との出会いを良く思い出すんだ…」
「そうか……」
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