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□*7話 暇*
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『んー!!!!うまいー!!!!』


ただいま、博士手作り朝ご飯食し中…哀ちゃんと一緒に………………哀ちゃんと…。



『なぜ、ここにぃぃい!!!?』


びっくりして驚きの声を上げると、睨むように私を見てきた。


「なに?その言い方。私だってここに住んでるんだからいて当たり前よ。というより、あなたより前から住んでるから。」


はい…その通りです。

こわいな、哀ちゃん。


「それよりあなたほんとは高校生なのね」


『ふぁ!?』


いきなり衝撃告白ー!?

はっきり図星あてた!!


『ははは…何言ってるのかな…』


だめだ、なんなんだ朝からこの会話は。


「あなた、工藤くんのことも知ってるんでしょ?」

はい、知ってますとも。
そやつから、家から出るな宣言受けましたからね…。


私と哀ちゃんの真ん中で食べている博士はおどおどしている。


「大丈夫よ、誰にも言わないから。」


当たり前だろ、言われたら困るわ


「その代わり、私のことも言わないでよ?知ってるんでしょ、私の事も。」


知りたくて知ったんじゃないよ?
アニメとやらで勝手に放送されてたんだよ?


私悪くないよ?



『言わないもん。哀ちゃんも絶対言わないでね。』


「ええ。博士もよ。言っちゃダメよ。」


「あぁ、わかった!」



なんで朝っぱらからこんな黒い話してんだよ…。

「じゃ、博士。学校行ってくるから見張りよろしくね」


『ちょ、見張りって…!!』



そんな見張られなくても家から出ないのに。


てことで、寝よう。うん、そうしよう。



見張られてちゃ、ろくなことできないからね。



おやすみなさい。





(大人な哀ちゃんも)

(疑っています。)




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