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□*5話 どうしよう*
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さて、どうしようか。
目の前の彼は未だ睨んできます。
*どうしよう*
『ねぇ、まだ信じてくんないの』
「信じれるか、そんなこと。」
なんで、こいつはこんなに疑い深いのかねぇ。私だって好きでここにいるわけじゃないのに。
てか、ほんとどーしよ。
もしかして、一個でも事件解決したら許してくれるわけ。
『もー、いいじゃん。とりあえずさ「おーい」…』
玄関から誰か入ってきた。勝手に入ってくるとしたら…蘭か…博士か…
「あ!おめーら!?」
え、おめーらって…。まさか。
「やっほー遊びに来たよー!コナン君!」
「お前、待ち合わせ時間になってもこねーんだからよぉ」
「あれ、そちらの人は?」
「新たな…女?」
言いたい放題の子どもたち。
こいつらは…上から歩美ちゃん、元太くん、光彦くん、哀ちゃん…哀ちゃん!?もう、哀ちゃんいるの!?
まさか、原作入ってるのか!!
結構進んでたんだなぁ…
「ばーろ、新しい女じゃねーよ、こいつは…」
ジロっと私を見るコナン君。
うわ、なんて言おうか悩んでんのかこいつ。
「変な『コナン君の友達でーす!!』っおい!」
ふっ、変なヤツなんて言おうとするからだ。べーっ
思いっきし、べーっとすると睨まれた。
「そっかぁ、友達かぁっ、私、歩美!!よろしくねっ」
あぁ、歩美ちゃんはコナン君と違っていい子だ。…コナン君と違って。
『よろしくね、歩美ちゃん、私名前っていうの。』
それから、他の子たちとも挨拶をし子どもたちは帰って行った。
そして、コナン君は私に近づいてきた。
(友達になれたけど、)
(怒られるよなぁ)
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