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□*4話 異世界から来た。*
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『…私は、17歳の高校生です。』


白状したのに疑われてます。




*異世界から来た*




なんで目の前の子供はこんなに用心深いんだろうか。
いや、アニメでそんな風に見えてたけどさ。でもさ、いくら探偵だからってそんな疑う?

と思っている私だけれど、目の前の子供は確信をついてきた。


「じゃあなんで、小学生の姿してんの?」


うん、そりゃそこ気になるよね。私も気になるからね。ねぇ、神様、なんで私小学生の姿なの?


「ねぇ、聞いてる?」


『聞いてる。…それは私にもわかんない。いつの間にかこの姿だった。



…てことでこれまでの詳しい流れをお話しましょう。』


「あ、あぁ…」



いきなりの私の改まった話し方に戸惑ったのか、微妙な返事を返してきた。


そこで私は話した。

道の真ん中で倒れていたこと。
異世界から来たこと。
コナン君たちをみんな知ってるということ。


『私の世界では、みんなあなたのこと知ってる。(多分)
あなたが工藤新一ってことも。黒の組織ってことも。(多分)
あ、ちなみに私の体の変化は薬とか関係ないからね!(多分)』



「心の声ダダ漏れだぞ…」


コナン君は真剣に聞きながらもツッコミを入れてくれた。


さすが。名探偵。

っと思った。←なにが。






(トリップしたって)

(分からないことだらけです)

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