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□*3話 白状しました*
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「…で?あんた誰?」
『…宅配便です。』
ものすごく疑われてます。
*白状しました*
「嘘つかないでよ。言えよ。誰だよ」
なんなのこいつ…!!
めっちゃ口調ひどいじゃん
『…宅配便です!!!!!』
「……」
黙ってやんのー!!
諦めたか?
「じゃあ聞くぜ?どこの宅配業者だよ」
『……』
次は私が黙りこくる番。
そんなの言える訳が無い。
というか、私は宅配業者じゃない。
「お前子供だろ?そんなでかい服着てなにしてんだよ」
『なっ、私は高校生で…っ!!…あ。』
しまったぁぁぁあ!!!
口をすべらせてしまったぁぁ!!
「…高校生?」
なんかすっごい見られてるんですけど。めっちゃ疑いの眼差しなんですけど。
逃げたい。ここから逃げ出したい。
「…お前本当に何者だ?」
これは言うべきなのか?
なんかもう気付かれてるっぽいし。
てか、ほんともーやだ。
『……』
「あぁ…警察呼ぼ『すみませんんん!!言います言います!!』早く言え」
ううう、ほんとこの人結構な性格の悪さっ
『…じゃあ、コナン君、君から言ってよ』
「…コナン君?
俺、いつお前に名前言った?」
しまったぁぁぁあ!!!
なんて馬鹿なんだ私いいい!!!
『あ、いや、あの、あ!!私、君の親戚の…し、新一お兄ちゃんの知り合いなんだっ、で、君のこと知ったの!!はははっ!!』
よしっ、なんとかごまかせたっ!!はず。
「ふぅ〜ん…新一兄ちゃんの…」
って何言ってんだ私いいいいい!!!
新一は目の前じゃないかぁぁぁ!!!
『…私は、17歳の高校生です…。』
素直に白状しました。
(私の馬鹿さ加減を)
(今日知りました。)
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