10/07の日記
21：02
ストレンジャーハウス
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サーファ「ここはストレンジャーハウス。ヤマジタウンの近くにある廃屋だよ。」
イッシー「……。」
ティレイ「…マスター、どうしましたか？」
イッシー「……え？…ごめん、聞いてなかった…」
アルト「おいおい、どうしたんだよ？明らかに様子がおかしいぜ？」
イッシー「うん…このストレンジャーハウスには、少女の霊が出るんだ。」
ティレイ「え゛…」
シャイン「幽霊屋敷…？良いじゃん…」
アルト「良くねーよ。」
イッシー「その少女は、ずっと悪夢にうなされてたんだ。それを救うべく、両親と、唯一の友達だったケーシィはあまり家に居る事は無かった。」
アルト「……一人で悪夢に立ち向かってたのか…？」
マロン「そういう事ですね…」
イッシー「そして両親がクレセリアの『みかづきのはね』を持ち帰った頃には…既に少女は、誰にも知られずに死んでいた…」
ティレイ「そんな…」
サーファ「救えなかったんだね、小さな命を。」
イッシー「これがストレンジャーハウスで起こった、悲しい事件だ。…俺は、孤独に苦しんで死んでいった少女を、この場所を、笑い話には出来ない。」
アルト「そうか。それはお前らしくないが、正しいとは思うぜ。」
シルク「そうね。この場所は、イッシーには荷が重いわよ。」
サーファ「先に進もう、イッシーさん。僕たちは、まだ歩けるんだから。」
イッシー「…ありがとな、みんな…」
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