01/22の日記

23:29
こおりのぬけみち
---------------
――44番道路。


ティレイ「…スター……マスター…!!」
アルト「目を…ませ……イッシー…!!」
イッシー「ん……ここは…?」
ハウント「イッシーさん、大丈夫…?ずっと動かなかったんだよ…?」
アルト「ふぅ…ティレイの『Vジェネレート』が救ったか…」
イッシー「…いや、マジで何があった…?」


――数時間前。


サーファ「ここはこおりのぬけみち。フスベシティに向かう途中にある、内部が凍り付いた洞窟だよ。」
イッシー「さっむ…」
アルト「外の看板に『滑ったり転んだり凍り付いたりしないようご注意下さい』って書いてたしな。」
イッシー「まぁ、氷の上を滑ったりして先に進むんだけどな。」
シャイン「ここ、快適…」
ティレイ「ホントに寒さに強いですね、シャインちゃんは…」
サーファ「…ねぇシャイン。かき氷作るの手伝ってよ。」
シャイン「氷だらけだもんね…良いよ…」
イッシー「おーい、先に行くぞー。」
サーファ「ちょっと待ってよー。」
イッシー「…さむっ…」
アルト「待ってる間、体でも動かすか?」
イッシー「いや、その必要は無いよ。ちゃんとカイロ持ってきたし。」
ティレイ「マスター、用意周到ですね♪」
イッシー「だろー?ほら、みんなも使えよ。」
シルク「…暖かいわね。」
アルト「なぁ、俺のは?」
イッシー「無いよ。」
アルト「鬼か…」


――しばらくして。


イッシー「なー…まだかき氷食ってんのか…?」
サーファ「うん。」
シルク「カイロも冷えてきたわね…」
アルト「イッシー大丈夫かー?」
イッシー「…声が…出にくい…」
ティレイ「マスター大丈夫ですか!?」
アルト「おい、とりあえず44番道路に戻るぞ!このままだと凍り付く!!」
シルク「…サーファは寒くないの?」
サーファ「寒さよりかき氷の方が大事だよ。」
シルク「…ある意味、最強の敵ね…」

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ