01/09の日記

21:19
フラダリラボ
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サーファ「ここはフラダリラボ。ミアレシティにあるフラダリカフェの奥にある、フレア団の隠しアジトだね。」
アルト「もうフラダリも居ないから、ただの空き部屋だけどな。」
イッシー「フラダリ……あぁ、あのカエンジシか。」
アルト「おいそれは失礼だろwww」
ティレイ「このフラダリラボは、全体的に赤が目立ちますね。」
イッシー「シルク姉さんがよく目立つな。」
シルク「目立たなくて良いわよ。」
アルト「俺は目立たないの?」
イッシー「お前は目立つのやめろよ。」
アルト「目立たせろよ。」
シルク「ところで、イッシー。フラダリはフレア団を立ち上げて、いったい何をしようとしていたのかしら?」
イッシー「え…さぁ…?悪戯したかったんじゃね?」
アルト「それスカル団じゃね?」
サーファ「フラダリは世界の平和のために、本気で考えて行動した人だったんだよ。けれど、施しを与えても奪い合い、さらに施しを求める強欲な人間たちに嫌気がさしたんだ。だから全人類を滅ぼしてしまう事が世界の平和に繋がると感じて結成されたのがフレア団だよ。」
ティレイ「…何と言うか…辛い話ですね…」
イッシー「確かにフラダリは、世界を救おうと頑張ったんだろう。けど、世界を滅ぼす前に世界を変える事には気付かなかったのかな。」
ティレイ「世界を変える、ですか?」
イッシー「うん。施しを与えるんじゃなく、自ら稼ぎ出すための環境を作る人もいるんだよ。救うんじゃなく、自ら抜け出す選択肢を与える事も出来たんだよフラダリは。」
サーファ「…そうだね。幸せを自らの手で掴む事は、本当に難しいと思うよ。でも、掴むための手助けは出来るんだよ。」
イッシー「…フラダリも、その事に気付けたら…未来は変わってたのかも知れないのにな…」

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