ふまけん no,15
□ふまけん no,15
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あれから…俺の部屋に住み着いてる風磨
バイトして、ちゃんとお金もいれてくれるから助かってはいるんだけど…
最近思う…
風磨の様子が少しだけ気になる…
風磨「痛ッ!」
健人「大丈夫か?」
また…壁にぶつかってる
最初は、そんなに気にしてなかった
朝、起きたばかりだからとか…
でも…
日に日に壁にぶつかったり、字がよめなかったりと…そういう日が増えていった
健人「風磨…今日は学校休んで病院行こう。俺が付き添ってやるから」
風磨「大丈夫だよ。一人で行くから…先輩は学校に行って。あとでちゃんと連絡するから…」
健人「本当に大丈夫なの?」
風磨「大丈夫って言ってんじゃん。心配しなくていいから学校行けよ。」
健人「わかった。じゃぁ…ちゃんと連絡してね。」
風磨「おぅ」