黒子のバスケ

□幼馴染みの君と。
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涼太とはもう16年間一緒にいる。学校でも仕組んでるんじゃないかって疑う程涼太と何かと同じだった。

「ひなっちぃ〜待ってよ〜っ泣」

「待たねぇよ、お前のせいでうちまで遅刻とかまじありえないし。」

いつものようにさらっと冷たく言い放って学校に向かう。みんな涼太がモデルだからうちの事を羨ましいだ憎いだ言ってるけどそんなに欲しいならやるよってんだ。

こんなだらしなくて弱虫のどこがいいんだか。

教室に入ると涼太はスイッチが入ったようにシャララオーラを振りまく。あれはかなりうざい。

涼太もうざいけど女子達の黄色い声が日に日にデカくなってる気がしてさすがに滅入る。

だから普通の生徒とは反対に早く授業がしたかった。授業中だったらさほど騒がしくないから。

そしてただ今授業中。この間席替えをしてかなり涼太の事が好きな女子が前で目障りだった。

今授業中なんだから静かにしろよブス、あ"?って念を送りながらエンジョイ☆←

そんな事考えてたら涼太が指され、問題を解かされていた。

また女子のうるさい声がうちの耳を貫く。

記憶が遠く________
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