黒子のバスケ

□蜜と毒
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ひなちんは優しい。

なんでかって?
だってお菓子くれるもん。

でも...今はくれない。

俺はいつも、いつも待ってんのに。

俺のお菓子は全部あいつにあげてんの?

ムカつく、すげぇムカつく...!

あいつを殺した後ひなちんのとこに向かった。

「紫原君.....や、めて...っ」

ひなちんの声が震えてた。

何で俺のことそんな目で見んの?いつもみたいに笑ってよ。

ひなちんの目が俺を睨む。

"ナニカ"が俺の中で切れた。

俺は心と身体が別々になったみたいに身体が勝手に動く。

嫌がっておびえるひなちんを首を絞めながら無理矢理犯した。

その時俺は無性に興奮した。

翌日あいつの死体を細かく潰して、指紋を消して、歯を取って、トイレに流した。

多分バレないだろうな、なんてそんな事を遮るようにひなちんの顔が浮かぶ。

お菓子なんていらなかったんだ。俺はただひなちんが好きだったんだ。

俺はお菓子より好きなものを見つけました。誰も知らない俺だけの味。


 ひなちん、全部食べてあげるからね?

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