黒子のバスケ

□愛のカタチ
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「ひなさんのことがずっと前からすきでしたっ!」

屋上に呼び出されてベタな告白なんかされて。

あたしには宮地先パイがいるんだっての。

だから相手の告白なんかとっとと断ってそのまま屋上で昼ご飯を一人黙々と食べた。

「はぁ。」

なんだか深いため息をしたら余計疲れてしまい、気づかないうちに眠ってしまったらしい。


気がつくと夕日が屋上から綺麗に見えた。

それだけならよかったが前方に宮地先パイが見えた。

屋上のフェンスを乗り越えた状態でずっとこちらを見ていた。

はじめは全然その場状況がわからなくて呆然として先パイに声をかけようとしたら

「なぁ、昼休み何してた?」

と、先パイがゆっくりといつもより1トーン低い声で問いかけてきた。

「昼ご飯食べてからクラスの友達とお話してましたよ。」

すごく宮地先パイは心配症だから迷惑をかけまいととっさに嘘が出てしまった。

宮地先パイに嘘をつくなんて初めてだったから少し罪悪感が残る。

宮地先パイはじっとわたしのことを見てから
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