ライチ☆光クラブ
□片想ヒ。
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私はジャイボが好きだ。でも彼には別に好きな人がいる。その好きな人は私のことが好きだ。
誰かが諦めれば上手くいく事なんて初めからわかっていたけど、実際はそんな簡単ではない。
「ジャイボ...振り向いてよ....。」
部屋の隅でポツリと呟く。返事はもちろん返ってこない。
ジャイボは今何をしているかな.....会いたいよ、ねぇジャイボ。
「じゃあ僕を殺せば?僕を殺してキミだけのものにしちゃえばいいじゃん。」
以前彼が言っていた。
ホントに彼をあの時殺していればもっと楽になれたかな...。
なんて、バカな事を考える。
ホント私ってバカ。